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マンガ家Mの日常
全26話、観終わりました。

オリジナルのデンマーク版とはやはり別物。
話が進むに連れて、アメリカ版の独自色が強まった。

アメリカ版主人公のサラにいまいち感情移入出来ないのが微妙だけど、
市長選挙にまつわる裏工作の設定はアメリカのドラマの十八番で、
ストーリーがよく動いていた。
登場人物が多くて、人物設定も複雑で、観ていてたまに混乱しそうになる。
デンマーク版にアメリカ版の設定を付け足していったからかな。

極端なワーカホリックで、以前に事件の捜査にのめり込み過ぎて、
心身を病んだサラと、ほぼ放置状態の息子。
麻薬の潜入捜査でドラッグ中毒になってしまったホールダー。
事件との接点は乏しい設定で、ちょっと邪魔な印象も無くもないんだけど、
現代アメリカの社会問題でもあるんだろうな。

終盤は二転三転しつつ、上手く集約させて行った。

1日を1話で描くスタイルで、全26話で26日間の出来事。
サラは早い段階で停職になったりホテル住まいになったりしてるから、
持ち出しも多かっただろう。
生活費は大丈夫かなぁとか、変な事が気になった。

事件は解決したけど、
サラは事件捜査に集中する為に、息子を元夫の元へやらなければならず、
親権も危うい状態。
ホールダーとの相棒関係も終わり、孤独に佇む。

シーズン継続の可能性を残したような終わり方で、心残りがある。
でも、打ち切りらしく、何だか心が苦いね。
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