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マンガ家Mの日常
名前等の表記を間違えないよう、Wikiを見る。
Wikiでも情報が少ない事もあるので、そう言う時は他のネット情報も見てみる。

映画の感想として、私が思ったように、
兄妹の近親相姦関係(実際にそう言う行為があったかどうかは別。)に
言及していたものもあった。

でも、ブランドンは愛情の無いセックス依存症で、
妹のシシーは愛情が深い、といった見方をしているものも多かった。

それはやっぱり違うよなー。

シシーって、愛情豊かって言うんじゃなくて、依存心が強いだけ。
兄、別れた恋人、既婚者で兄の上司、
相手の思いは無視して、遮二無二すがりつこうとする。
愛情って言うんじゃなくて、自分勝手。

挙げ句の自傷行為。
自傷行為って、自分を痛めつけてるって言うより、
他者の関心を引きたい為にやるもの。
赤の他人は離れて行くけど、兄のブランドンはシシーを決して見放す事が出来ない。
シシーは明らかに兄の愛情につけ込んでいる。

経済的にも、精神的にも自立出来ない妹を支え続けている。
側にいれば、かつての近親相姦関係がぶり返しかねない恐れがあるのを、
ブランドンは必死で自制して、葛藤している。

愛情深いのはブランドンの方だと思える。

シシーが自立出来たら、ブランドンのセックス依存症も納まるんではなかろうか。

ただ、ブランドンにとってもセックス依存症は自傷行為的であるし、
依存症の人は依存が解消されたと思っても、
別のものに依存対象が移行しただけだったりするケースもあるそうな。

どうしたらブランドンは救われるんだろうね。
映画ではそこまでは答えてくれない。

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