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マンガ家Mの日常
もう少し眠くなるまでと思い、もう1本見る。

「それでも夜は明ける」でアカデミー賞に輝いた若手監督
スティーヴ・マックイーン監督作品。

でも、「それでも夜は明ける」とは大分趣が異なる。

ブランドンはセックス依存症で、女性をナンパしたり、売春婦を買ったり、
それでも足らなければネットでポルノ画像を見たり、
ネットセックスしたり、会社のトイレでマスターベーションしたり、
何だったら、ゲイでも良い。
とにかく、セックスに明け暮れる日々。
イケメンなので、女性に不自由はしないが、
まともな関係を求められると逆に引いてしまう。

歌手志望の妹シシーがブランドンを頼って来るのだけど、
ブランドンはシシーを遠ざけようとする。
シシーはリストカットを繰り返した過去があり、
映画のラストでは自殺未遂を計る。

何もはっきりした説明が無いからわからないのだけどね、
なんとなく、過去に近親相姦の関係があったような匂いがする。
それを振り切る為のセックス依存症ではないのかな。
セックス依存症で悩んでいると言う訳では無く、
妹との関係で悩んでいるようだから。
兄妹と言うには性的にあからさまなシーンも多い。

妹との関係がこじれた時にだけ、敢えて無謀なナンパをしたけど、
それ以外は大人同士の合意の上での行為で、
女性の方も楽しんでいるのだから、
ブランドンがセックス依存症だとしても、特に問題があるって気もしない。
やっぱり問題の根っこは近親相姦だと思う。

大人の男女のセックスシーンは言い訳が効くけど、
近親相姦は問題のレベルが違うんで、
そこを直接描く事はせずに伝える手法を取ったのだろう。




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