タイトルからして刑事物かと思いきや、
まぁ、刑事は出て来るんだけど、どっちかって言うと青春ものかな、
原題は「Tenderness」で、優しさとかって意味だから。
田舎町で暮らす16歳の少女ローリ、
バイト先の上司はキモイセクハラオヤジだし、
家では継父に性的虐待を受けていた。
捨て鉢な気分で日々を過ごしており、人生に楽しみを見出せない。
エリックは15歳の時に両親を惨殺して刑務所に入れられていたが、
当時大量の抗精神薬を服用していた事から、減刑され
18歳で出所が認められた。
エリックを逮捕した刑事クリストフオロはエリックが気にかかる。
愛する者を殺す事で喜びを得る殺人鬼だと、エリックを見なしていた。
証拠は上がっていないが、両親の他にも、愛した少女を2人殺したらしい。
エリックの正体を暴くべく、おとりの少女を差し向けたりするが、失敗する。
ローリは、絶望的な人生から逃れたくて、
愛されて命を終える事を望み、エリックにつきまとう。
しかし、エリックは自分に手をかけようとしない。
愛されていないからだろうかと悩む。
エリックはローリを突き放す事も出来ただろうが、
何処かに親近感を覚えたのか、暫く行動を共にする。
更生したエリックは何度も起きる殺人の衝動をギリギリで押さえるが、
ローリはエリックと湖で同乗したボートから身を投げて死んでしまう。
エリックは出所後は自制していたし、ローリの死にも責任は無いが、
とりあえず逮捕される。
刑事はエリックに告げる、
快楽は忘れ去られ、痛みは反省を促すのだと。
それまで、エリックは快楽の衝動で殺人を犯していたが、
心に痛みを伴うローリの死によって本当に人の死を悼む事を理解した。
...と言う事で良いのかな。
全般、ゆったりしたペースだし、話が暗いんで、ちょっと退屈。
ローリは救われないしね。
佐世保で少女が同級生を殺害する事件があったばかりなので、
なんとなく引っ掛かりがあった。
愛情の対象を殺す事で喜びを感じるエリックはやはり異常者だし、
ローリも、僅か16歳で人生に絶望して死を選ぶなんて、
やっぱり何かが欠けているような気がした。
死は、10代のセンチメンタルな感情で対処されるべきではない。
まぁ、刑事は出て来るんだけど、どっちかって言うと青春ものかな、
原題は「Tenderness」で、優しさとかって意味だから。
田舎町で暮らす16歳の少女ローリ、
バイト先の上司はキモイセクハラオヤジだし、
家では継父に性的虐待を受けていた。
捨て鉢な気分で日々を過ごしており、人生に楽しみを見出せない。
エリックは15歳の時に両親を惨殺して刑務所に入れられていたが、
当時大量の抗精神薬を服用していた事から、減刑され
18歳で出所が認められた。
エリックを逮捕した刑事クリストフオロはエリックが気にかかる。
愛する者を殺す事で喜びを得る殺人鬼だと、エリックを見なしていた。
証拠は上がっていないが、両親の他にも、愛した少女を2人殺したらしい。
エリックの正体を暴くべく、おとりの少女を差し向けたりするが、失敗する。
ローリは、絶望的な人生から逃れたくて、
愛されて命を終える事を望み、エリックにつきまとう。
しかし、エリックは自分に手をかけようとしない。
愛されていないからだろうかと悩む。
エリックはローリを突き放す事も出来ただろうが、
何処かに親近感を覚えたのか、暫く行動を共にする。
更生したエリックは何度も起きる殺人の衝動をギリギリで押さえるが、
ローリはエリックと湖で同乗したボートから身を投げて死んでしまう。
エリックは出所後は自制していたし、ローリの死にも責任は無いが、
とりあえず逮捕される。
刑事はエリックに告げる、
快楽は忘れ去られ、痛みは反省を促すのだと。
それまで、エリックは快楽の衝動で殺人を犯していたが、
心に痛みを伴うローリの死によって本当に人の死を悼む事を理解した。
...と言う事で良いのかな。
全般、ゆったりしたペースだし、話が暗いんで、ちょっと退屈。
ローリは救われないしね。
佐世保で少女が同級生を殺害する事件があったばかりなので、
なんとなく引っ掛かりがあった。
愛情の対象を殺す事で喜びを感じるエリックはやはり異常者だし、
ローリも、僅か16歳で人生に絶望して死を選ぶなんて、
やっぱり何かが欠けているような気がした。
死は、10代のセンチメンタルな感情で対処されるべきではない。
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