70年代の伝説的F-1チャンピオン、ニキ・ラウダと
ライバルのジェームス・ハントの物語。
ロン・ハワード監督が迫力の映像を作り出した。
ニキ・ラウダの名前は知ってたけど、ジェームス・ハントは知らなかった。
事故からの奇跡的な生還と、活躍した期間が長かったので、
ニキ・ラウダの方がチャンピオンとして名前が通ってるのかな。
名前も印象的だしね。
ジェームスの方は45歳の若さで心臓発作で亡くなっているそうなので、
映画はニキの語りという形で始められる。
でも、ニキが主人公という訳でも無く、二人揃って主人公といった感じ。
オーストリア人のニキは頭脳派で堅実、F-1マシンのセットアップも自らこなす。
英国人のジェームスは享楽的なプレイボーイで、その場の勝負を楽しみたいタイプ。
両極端な二人がシーズンを通して優勝を争う。
映画は、ニキがレース中の事故で炎に包まれ、顔に大きな火傷を負いながらも、
僅か42日でレースに復帰したシーズンを中心に描いている。
事故の前まではニキが圧倒的にポイントリードしていたが、ジェームスが猛追、
最終戦の雨の富士サーキットのレースでニキは途中棄権し、
完走したジェームスがポイントを加算して年間チャンピオンとなる。
ニキの頭の中では、雨の中でのレースの危険性や、
レース中の事故で命を落とすF-1ドライバー達への様々な思いが交錯する。
とにかく、レースシーンの映像が凄い。
適切な言葉が見つからなくて申し訳ないんだけど。
70年代を意識して、映画全体をやや古目のトーンで映像処理している。
そんな中で、レースのシーンだけは近未来的な動きを見せる。
映画の撮影技術には全く無知なのだけど、技術の凄さは伝わって来る。
撮影後のCG処理等も大胆かつ綿密に行われた事だろう。
レースを見せる為の映画だから、人間ドラマの方はやや希薄。
もうちょっと見せてくれても良いような気がするんだけど、
感傷的にならないよう、人情話に引きずられないような配分なんだろう。
実在の人物を描いた作品なので、配役は顔が似てるかどうかがポイントになる。
ニキ役のダニエル・ブリュールは、多分口元に何か細工をしてるんだろうけど、
写真で見るニキ本人と実にそっくり。
ジェームス役は「マイティ・ソー」のイケメン、クリス・ヘムズワース。
主演の二人は良いんだけど、女優陣がちょっと物足りない。
ジェームスの恋人スージーは後にリチャード・バートンとも付き合う程の
スーパーモデルなのに、オリヴィア・ワイルドではゴージャスさが足りない。
演技はそこそこで良いから、モデル出身の美女を配役して欲しかった。
同じく、ジェームスの最初のGF役のナタリー・ドーマーは
「エレメンタリー」の悪女役で見て来たけど、
目が離れてて、とんがった鼻が上を向いていて、美人だとは到底思えない。
彼女がこのまま恋人役として出るのかと思った時にはがっかりな気持ちだった。
思うに、女優陣に有名どころを起用すると、
ドラマの軸がそっちに引っ張られちゃうんで、
敢えて、やや低めのランクの女優にしたんだろう。
コメディ畠のスティーヴン・マンガンも、どうして配役されたんだろう?
実在の本人と似てたのかな?
ライバルのジェームス・ハントの物語。
ロン・ハワード監督が迫力の映像を作り出した。
ニキ・ラウダの名前は知ってたけど、ジェームス・ハントは知らなかった。
事故からの奇跡的な生還と、活躍した期間が長かったので、
ニキ・ラウダの方がチャンピオンとして名前が通ってるのかな。
名前も印象的だしね。
ジェームスの方は45歳の若さで心臓発作で亡くなっているそうなので、
映画はニキの語りという形で始められる。
でも、ニキが主人公という訳でも無く、二人揃って主人公といった感じ。
オーストリア人のニキは頭脳派で堅実、F-1マシンのセットアップも自らこなす。
英国人のジェームスは享楽的なプレイボーイで、その場の勝負を楽しみたいタイプ。
両極端な二人がシーズンを通して優勝を争う。
映画は、ニキがレース中の事故で炎に包まれ、顔に大きな火傷を負いながらも、
僅か42日でレースに復帰したシーズンを中心に描いている。
事故の前まではニキが圧倒的にポイントリードしていたが、ジェームスが猛追、
最終戦の雨の富士サーキットのレースでニキは途中棄権し、
完走したジェームスがポイントを加算して年間チャンピオンとなる。
ニキの頭の中では、雨の中でのレースの危険性や、
レース中の事故で命を落とすF-1ドライバー達への様々な思いが交錯する。
とにかく、レースシーンの映像が凄い。
適切な言葉が見つからなくて申し訳ないんだけど。
70年代を意識して、映画全体をやや古目のトーンで映像処理している。
そんな中で、レースのシーンだけは近未来的な動きを見せる。
映画の撮影技術には全く無知なのだけど、技術の凄さは伝わって来る。
撮影後のCG処理等も大胆かつ綿密に行われた事だろう。
レースを見せる為の映画だから、人間ドラマの方はやや希薄。
もうちょっと見せてくれても良いような気がするんだけど、
感傷的にならないよう、人情話に引きずられないような配分なんだろう。
実在の人物を描いた作品なので、配役は顔が似てるかどうかがポイントになる。
ニキ役のダニエル・ブリュールは、多分口元に何か細工をしてるんだろうけど、
写真で見るニキ本人と実にそっくり。
ジェームス役は「マイティ・ソー」のイケメン、クリス・ヘムズワース。
主演の二人は良いんだけど、女優陣がちょっと物足りない。
ジェームスの恋人スージーは後にリチャード・バートンとも付き合う程の
スーパーモデルなのに、オリヴィア・ワイルドではゴージャスさが足りない。
演技はそこそこで良いから、モデル出身の美女を配役して欲しかった。
同じく、ジェームスの最初のGF役のナタリー・ドーマーは
「エレメンタリー」の悪女役で見て来たけど、
目が離れてて、とんがった鼻が上を向いていて、美人だとは到底思えない。
彼女がこのまま恋人役として出るのかと思った時にはがっかりな気持ちだった。
思うに、女優陣に有名どころを起用すると、
ドラマの軸がそっちに引っ張られちゃうんで、
敢えて、やや低めのランクの女優にしたんだろう。
コメディ畠のスティーヴン・マンガンも、どうして配役されたんだろう?
実在の本人と似てたのかな?
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この記事へのコメント
レースシーン迫力ありました!
おっしゃるように女優はもっともっと若く見えるおきれいな人を出してほしかった。
ニキの相手役はおばさんぽい。
ジェームスの相手役はごつい。
ジェームスと病院で関係もった人がナタリー・ドーマーだったんですか。全然わからなかった。
わたしが見たのは「チューダーズ」のアン・ブーリン役です。
おっしゃるように女優はもっともっと若く見えるおきれいな人を出してほしかった。
ニキの相手役はおばさんぽい。
ジェームスの相手役はごつい。
ジェームスと病院で関係もった人がナタリー・ドーマーだったんですか。全然わからなかった。
わたしが見たのは「チューダーズ」のアン・ブーリン役です。
Re:見ましたよ〜 2
「チューダーズ」は興味あったんだけど、見逃してしまいました。アン・ブーリンは似合いそうですね。
ジェームス・ハントというドライバーは知りませんでしたが、こういう太く短く人生を送る、豪快なタイプがいられた、良い時代だったんですね。
レースものではリュック・ベッソンの「ミッシェル・ヴァイヨン」もなかなかカッコ良かったです。
ところで、1個間違えて返信をしてしまったかもしれません。ごめんね!
ジェームス・ハントというドライバーは知りませんでしたが、こういう太く短く人生を送る、豪快なタイプがいられた、良い時代だったんですね。
レースものではリュック・ベッソンの「ミッシェル・ヴァイヨン」もなかなかカッコ良かったです。
ところで、1個間違えて返信をしてしまったかもしれません。ごめんね!
2015/02/26(木) 16:47 | たまいまきこ
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