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マンガ家Mの日常
随分前になるけれど、
満州建国の当時の機運や気概、裏世界のようなものに興味を持って、
少し調べていて、甘粕大尉に接し、
そこから大杉栄と伊藤野枝に辿り着いた。

伊藤野枝って、福岡の今宿の出身なのね。
ご近所さんだわ。

最近になって、MeToo運動の余波なのか、伊藤野枝にも世間の注目が集まり、
2人の短い生涯を描いたTVドラマ(全3話のミニシリーズ)が放送された。
TVドラマなので、どうしても予算にも限りがあって、
肝心の社会主義運動についてはかなり端折られて、見応えに欠ける。
また、原作が村山由佳という事もあって、
伊藤野枝を可憐なヒロインに見立てた恋愛ドラマに主眼が置かれている。
結局、その辺の人間性の揺れみたいなものが薄いので、
歴史ものとしても中途半端で、物足りない。

しかし、それより何より、
伊藤野枝役の吉高由里子が問題...。
間違いなく、バランスのとれた美しい顔立ちなのだけど、
どうにも、声が、潰れたカエルの鳴き声みたいで酷いし、喋り方も幼稚。
実年齢が34歳で、伊藤野枝の10代の頃からを演じるので、
多少は幼く作ってるんだろうけど、それにしても...。
発声から、ちゃんと良い先生に付いて鍛え直さなければ。
製作者も、何でこんな女優を使うんだろう。
まぁ、他にも声が酷い女優さんっているけどね。

ちょい役ながら、山下容莉枝は、説得力と存在感を示している。

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