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マンガ家Mの日常
クリント・イーストウッド、監督、主演作品。
実在した運び屋老人の実話に基づくストーリー。

またもや、録画で見てから少し日にちが経ってしまったので、
詳細を忘れてしまった。


アールは蘭専門の園芸家として、コンテスト等でも高い評価を得ていたが、
調子に乗って家庭を蔑ろにし、家族と離れて暮らす。
不況で園芸事業も衰退し、
経済的に困窮して土地を売り渡す瀬戸際に追い込まれた。

娘の知人男性リコに声を掛けられ、麻薬の運び屋を始める。
安全運転の老人なら警察に目をつけられにくいという
マフィアの思惑に見事にハマり、アールは次々と仕事を請け負い、
次第に大きな取引になり、濡れ手に泡の大金を掴むようになる。
土地は買い戻せたが、家族とはまだうまくいかない。

マフィアのボスが殺され、新しいボスが立つと、
より厳しい仕事を受け持たされるようになる。
アールの妻メアリーが末期癌で倒れ、看病に通い、ようやく和解するが、
その間に、麻薬取締局の捜査が進み、
メアリーの葬儀の後、仕事中についにアールは逮捕される。

家族と和解出来た事で人生を取り戻したアールは、
即座に有罪を認め、服役する。


87歳にして、監督と主演を務めるイーストウッドのタフさ。
この人はいつまで現役を続けるのだろう。
今作は、コメディ的な要素も感じられ、やや軽いノリ。
長年の映画ファンから見ると、テーマがどうこうと言うより、
派手な女性遍歴を重ねたイーストウッド自身の
人生の懺悔のように感じられなくもない。

捜査官役のブラッドリー・クーパーが自然な雰囲気で、画面に馴染んでいた。
正直、今までそんなに演技が上手いとは思ってなかった。
主役でガンガン攻めるよりも、
2番手3番手辺りで、力の抜けた良い演技をするのかな。

新ボス、グスタボ役のクリフトン・コリンズ Jr.は、
いつも脇役ながら、ニヒルな顔立ちが印象的。
検索してみると、イーストウッドの娘フランチェスカと結婚してるらしい。
おやおや。


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