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マンガ家Mの日常
ロシア製作のミステリードラマシリーズ。

19世紀末のサンクトペテルブルグを舞台に、
若き公爵ニコライ・ベズソノフが刑事見習いとして殺人事件解決に挑む。
(仕事は刑事なのに、何で邦題が「探偵」になってるんだろう?)

ロシアのドラマはこれまで見た事が無かったし、
映画からも遠ざかっていて、
タルコフスキーかニキータ・ミハルコフ監督くらいしか思い浮かばない。
今のロシアはプーチン大統領のイメージが強過ぎる。
表現の自由はどのくらいなのだろう?

英国やアメリカのスマートなドラマに比べると、
ストーリー展開や事件の設定の面で劣るような気がする。
ホームズの劣化版のような。

でも、まぁ、ほのぼのしてるのは良い。

ほのぼのし過ぎで、
事件に首を突っ込んだおぼっちゃまのニコライは、
初回で、容疑者と被害者の2人を殺してしまう。
サーカス団の小屋の中で、何と無く投げたナイフが容疑者に刺さって、死なせる。
事件関係者に襲われ、もみ合っているうちに、手にした銃を発砲し、
隣室で屈んでいた被害者女性の頭部を撃ち抜いてしまう。
あり得ん。
そして、お咎め無し。
階級社会もここに極まれり。

ただ、ニコライを演じるデニス・ヌルリンの美貌は見る価値がある。
放送中の「囚われの愛」でもそうなんだけど、
ロシアって、しっかり正統派イケメンを起用してくれるのが嬉しい。
英国は微妙だからなぁ。

シーズン1として、6回放送され、
シーズン2の製作も予定されているらしい。
今後、ドラマとしてどこまで磨かれるだろうか。


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