忍者ブログ
マンガ家Mの日常
新世代ファム・ファタール、レア・セドゥ主演のミステリーロマンス映画。
WOWOWプログラムの解説とかは忘れちゃってたので、
タイトルからコケティッシュな恋愛映画かと思っていたら、ちょっと違った。


若く美しい人妻エーヴは、弁護士である夫ポールの突然の失踪に困惑し、
ポールのかつての師匠である弁護士ショレーに相談依頼した。
警察が捜査すると、ポールの個人事務所はもぬけの殻で、
この4ヶ月来ていなかった事や、仕事に失敗して多額の借金を抱え、
夫婦が住む邸宅も差し押さえになっていた、等々、
イヴには思いもよらなかった事実が発覚する。

ショレーは借金の肩代わりをする等、弁護士業務を超えてエーヴに尽くす。
ショレーの妻は数年前に他界しており、その後心密かにエーヴを想っていた。
ふたりの関係は徐々に深まる。

警察は、ポールの事業の失敗はショレーの策略ではないかとの疑いを持っていた。
一度はポールを援助して成功に導き、妻のエーヴに贅沢な生活を覚えさせ、
その後失墜させ、エーヴが資産家のショレーになびくように画策した、と推測。

心臓に持病を抱えるショレーは余命数年である事をエーヴに伝え、
財産を譲ると記した証書を手渡す。
直後に発作を起こし、エーヴは処方箋を手に薬局へ走るが、日曜日でどこも休業。
元彼が車で現れ、中心部の大型薬局店まで送ってあげると申し出てくれたが、
昔の恋愛沙汰を根に持った元彼はエーヴを強姦する。
エーヴは何とか薬を手に入れるが、帰宅するとショレーは息絶えた後だった。
泣き崩れるエーヴ。

実は、それこそがポールの策略だった。
失踪し死亡したように見せかけ、ショレーがエーヴに接近するよう仕向け、
ショレーの死を待って財産を奪い取る。

葬儀の後、エーヴとポールは連絡を取るが、
ショレーの無償の愛に心を打たれたエーヴは、ポールと手を切る。


まぁ、雰囲気は悪くないけど、映画としてはイマイチな感じかな。
ありがちな設定と言えなくもない。

とは言え、大人の恋愛のムードはフランス映画ならでは。



PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック