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マンガ家Mの日常
お気に入りの俳優、クリスチャン・ベール主演、
何となくロマンチックそうなタイトルなので、期待してみた。

主人公はハリウッドで活躍する脚本家という設定。
3回の不遇な結婚、厳格な父と弟との確執、ハリウッドでの享楽的な日々。
どうやら、テレンス・マリック監督の自伝的映画だそうです。

アンニュイで詩情溢れる美しい映像。
美男クリスチャン・ベールが夕暮れの砂浜をそぞろ歩く。
こんな素敵な人と、生涯で一度恋愛をしてみたい。

そういう楽しみ方をするしかない映画。

そして、ファンはクリスチャンの美しい容姿を見たいのに、
何故か背後からの映像が多用され、顔が見えないシーンが多い。
何だかなぁ。

前編、台詞よりも独白による説明が多い。

はい、正直、退屈過ぎて、
何回かに分けて少しずつ見ました。

タロットカードの大アルカナに倣って、パート分けされて話が進行する。
でも、それもどういう意味があるのかもよく分からない。
タロットカードの詳しい意味なんて知らないし。

監督がテレンス・マリックだというのは、エンドロールで初めて知って、
寡作、難解で有名な監督だから、と納得するしかない心境。

クリスチャンの演技が自然体で、
これが本人そのままの姿なのかと思わせられる。
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