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マンガ家Mの日常
ノルウェーのミステリードラマ。
2作ずつの単発ですが、なんやかんやで4シリーズ続いて、
日本で放映されていると言う事は、そこそこヒットしてるんですね。

タイトル通り、私立探偵のヴァルグが色んな事件を解決する話。
今どきの科学捜査とかコンピューター犯罪的なものではなくて、
人間ドラマが主体の本格派でわかり易い。
ドロドロした関係性の有り様はアメリカより英国ミステリーに近いかな。
あらすじとしては、これまでに英国で作られたような作品の範疇で、
特段目新しい訳では無いのだけど、
北欧独特の冷たく冴えた空気感があって、雰囲気で見せます。

主人公のヴァルグという男は、ザンバラの長髪に無精髭、
背が高くワイルドな外見で、アクションもこなすんだけど、
目元がややたれ目なのと、やたら感情に流されるのとで、ちょっと女々しい感じ。
しょっちゅう殴られて気を失ったり大怪我したり。あんまり大丈夫そうじゃない。
知人の警部だけは彼を息子のように庇ってる。

下調べで他のサイトをちょっと覗いてみた。
「ヴァルグは元は児童保護施設の相談員だったので、
 未成年が犯罪に巻き込まれたケースでは必死になるけど、
 大人相手だと冷たい。」っていう感じの事が書いてあって、笑えた。
確かにそうかもしれない。
そういうのを踏まえて見ると、また楽しめるかも?

このところ小説もドラマも好調な北欧ミステリー。
ノルウェー、スウェーデン、デンマークあたりは皆近しいようで、
今回も見てたら「KILLING」シーズン3でサラの相手役の刑事だった人が
ヴァルグの敵役で出演してた。人気俳優なのね。
言葉とかどうなんだろ。近いから何とかなるのかな。
画面に文字が出て来ても、何の意味だか全然わかんない。

1話ずつ、90分程度で完結しているので見易いです。お勧め。


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