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マンガ家Mの日常
年末、景気の良い映画を観ようと、
人気が高かったという触れ込みのラブコメ映画に着手。


ボストン大学ロー・スクールに通うビーとエリート金融マンのベンは、
偶然の出会いから一目惚れして、その日のうちにベッドイン。
朝方、ビーがベンの部屋をそっと抜け出すと、
振られたと勘違いしたベンは、罰の悪さから友人にビーの悪口を言ってしまい、
それを聞いたビーはベンを恨むようになる。

暫くの後、ビーの姉とベンの友人(女性)がシドニーで挙式する為、
2人も参列者として同行する。

ビーの両親は元婚約者ジョナサンと復縁させようとするが、
面倒に思ったビーは、ベンに偽の恋人役を頼む。
ベンは、元カノのマーガレットを嫉妬させようと、ビーの企みに乗る。
周囲を巻き込んでドタバタと騒ぐうちに、ビーとベンの誤解も解け、
気持ちが接近していく。

両親のたっての希望だった法律家の道は、自分には合わないと思い、
ビーはロー・スクール退学の手続きをしていた。
それが両親にバレたのがベンのせいだと思って、再び険悪になりかけるが、
最後には互いの気持ちを伝え合い、
めでたしめでたし。


シェークスピアの戯曲「空騒ぎ」をベースにした作品らしい。
原作をうまく処理出来なくて、不自然な展開になっちゃったのかな。

前半、カフェでの出会いや、
シドニー行きの機内でクッキーを取るエピソードはそれなりに良くて、
期待したんだけど、
シドニーに着いてからは、美男美女のゴージャスな裸と下ネタがメインの、
ただのドタバタになってしまって、不自然さも目についた。
機内で、エコノミーのビーがトイレを探してビジネスの区域に入るのは、
まぁ、その後のエピソードの為に見逃すとしても、
ラストで、ベンがビーを追いかける為に、わざと海に飛び込んで、
海難救助ヘリを出動させて、それでビーの元に行くってのは、
大人の映画としては無茶が過ぎる。あり得ない。

とにかく、何をおいても嫌だったのは、
姉とそのパートナーの結婚式を祝う為に来ているのに、
ビーとベンの恋愛のゴタゴタに、両親を含めて、皆の気を遣わせている点。
自己中なカップル。
全然応援出来なかった。

ビー役のシドニー・スウィーニーはドラマで大ブレイクした注目の若手。
でも、今作では形の良い大きなおっぱいにしか魅力を感じなかった。
ベン役も、ブレイクが期待される若手グレン・パウエル。
今作ではとにかく、ただゴージャスな裸を見せまくっていた。
そりゃね、本人達の責任じゃないんだけど。



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