リース・ウィザースプーンのラブコメディ。
気楽に見られる内容だけど、２時間１分は長いなぁ。

バリバリのソフトボール選手の主人公が、いきなり代表をはずされて
引退を余儀なくされる。
人生の次の目標も定まりきらないところに、ふたりのイケメンとの出会い。
ふたりとも彼女に夢中。さて、どっちを取るか。
...ねぇ、勝手にしてくれって感じ？
彼氏と別れてから考え方が荒れてる、私？
いや、元からこんなもんだろう、大丈夫。
（元から大丈夫じゃなかったのかもだけど。）

年俸１４００万ドルのメジャーリーガーと
父親の証券詐欺の罪を被されそうになってる元エリート証券マン。
結局のところ、主人公は、より素のままの自分を自然に受け入れてくれる
元エリートの方を選ぶ。
どっちに転んでもめでたしなんだから、どうでも良いじゃん？

メジャーリーガーの方は元がプレイボーイだったという難点はあるものの、
彼女の為に全部整理すると言ってくれている。
でも、時々主導権を示したがるので、彼女としてはそこがネックだった。
元エリートは今無職。
父親は富豪なんだけど、詐欺の件でこの先どうなるか未定。
まぁ、お金については問題視しないとして、
でも、どうなんだろうね、って思う。
今のところ相性良さそうでも、結婚とかして毎日一緒に暮らすようになったら
合わないところなんてウジャウジャ出て来る、思いも寄らずね。
そうした時、どうするの？
メジャーリーガーの方は、今は合わない部分があるとしても、
彼女の為に変えようとする姿勢を見せてくれた。
それって大事だと思う。
お互い努力してすり合わせが出来る方が良いんじゃないかなぁ。
...まぁ、自分の経験から考えてもなんだけどね。

メジャーリーガー役のオーウェン・ウィルソン、
いつもながら金髪のチャラ男ぶりがもう可愛い！マシュー・マコノヒーと双璧。
特に今回は目つきがまるで赤ん坊のよう。
一生このままでいてくれ。

ところで、制作上の意図があるのか無いのかわからないけど、
映画の中でやたらとケータイが登場する。
発信音が時々うるさく感じる程。
皆して年がら年中ケータイで連絡取り合ってる、アメリカ社会の縮図なのかな。

ラブコメは　特に女優は年齢が上がると厳しくなってくる。
リース・ウィザースプーンもそこそこの年齢になってきたもんだ。
これまでおバカ路線が多かったけど、今回は３１歳でそれなりの大人。
今後はややシリアスな路線も増えるんだろう。
ソフトボール選手、という設定が殆ど意味をなさない内容だったんだけど、
リースの鍛えられた足は必見！　キレイに引き締まってる。
プロポーション維持の為に努力してるんだろうなぁ。