忍者ブログ
マンガ家Mの日常
総計約5時間のTVシリーズ。なんとか見終わった。
アメリカでは随分話題になって、評価も高かったそうだけど、
正直なところ、なんとも言い難い。

南北戦争で南軍兵士として助け合った友人同士が
戦後、いつのまにか一族総出での殺し合いに発展する。
最初は、逃げた豚を盗んだとか、山の所有権で誤解があったとかだったんだけど、
お祭りでの諍いで片方が銃を抜いて相手を撃ち殺してしまった事から、
報復の2倍返し状態が連鎖反応で繋がって、憎しみが果てしなく広がってしまう。
ただひたすら殺し合う。

見てると、要は、
銃が合法だもんで、頭に血が上ったら簡単に相手を殺してしまえるってとこが
問題なんだと思う。
アメリカの人達って、そこんところ反省が無い。
このドラマ見たら、銃規制に本格的に取り組まなきゃって
思っても良さそうなもんなのに。

主演のケビン・コスナーは、やっぱりこういう舞台設定が似合う。
ライフルを片手に微動だにせず馬を操る姿はさすがにカッコイイ。
トム・ベレンジャーはスゴイ怪物ジジイに仕上がっている。

時代が時代なんで、家父長の権力がやたら強い。
女性は子作りと家事。
沢山子供が出来るから命の価値が薄いのか。
でも、働き手の年頃の男達が殺し合いでいなくなって
小さい子供達が後に残されるのでは、生活が苦しくなるばかり。
やるせない。





PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック