昨晩雑用をあらかた(全部ではないとこがミソだね。)済ませた後
溜まった録画から掘り起こして見る。
ニナは挫折した母親の夢を託されてバレリーナとして過保護に育てられる。
ぼちぼち良い歳した大人なのに、母親がべったりで、子供扱い。
寝室はピンクの蝶々の壁紙で、ウサギやら何やらのぬいぐるみで埋まってる。
それだけでもう怖い。
「白鳥の湖」の主役に抜擢されるが、純真な白鳥は踊れても、
闇を背負った黒鳥の表現が乏しい。
バレエ団代表の教師から露骨なプレッシャーをかけられる。
何とかして今の自分から脱却して、満足のいく黒鳥を踊りたい。
迷走するうちに精神のバランスを崩してゆく。
ニナの幻想と現実が入り交じるので、
微妙にどっちとも捉え難い部分もある。
大体はそのままのシンプルな解釈で良いのだろうが。
人間は誰しも清濁を併せ持つ。
ニナにも当然、生来の陰の部分がある筈なのだが、
母親の支配下にあって誘導されていた為、未発達のままだった。
黒鳥を踊るにあたって、その陰の部分の解放を迫られた訳で、
過度に強い壁のあったニナには負担の大きい作業だった。
これはあくまでも個人的な解釈なんだけど、
ニナは陰の部分を自分本来の一部として認知しきれなくて、
別人格を作り出して、それに覆いかぶせようとしていたのではなかろうか。
それが為に人格の分裂を引き起こしてしまった。
一種の通過儀礼だとも言える。
初日のステージで踊りきったニナの表情は満足感に溢れていた。
ナタリー・ポートマンは確かこれでオスカーを獲ったんじゃなかったっけか。
神経症的な役所だから評価に繋がり易かったのかな。
それよりも、いつもワイルドなヴァンサン・カッセルが
のっぺりした色男のバレエ教師になってたのの方が演技賞もんだと思う。
アカデミーはわかってないね。
バレエシーンはニナのバストショットばかりで、ちょっと無理があった。
ナタリー・ポートマンは頭が大きくてバレリーナのバランスではないんで
スタントのバレリーナを当て難かったのかも?
でも、そこは腹くくってもうちょっとスタントに踊らせなきゃね。
溜まった録画から掘り起こして見る。
ニナは挫折した母親の夢を託されてバレリーナとして過保護に育てられる。
ぼちぼち良い歳した大人なのに、母親がべったりで、子供扱い。
寝室はピンクの蝶々の壁紙で、ウサギやら何やらのぬいぐるみで埋まってる。
それだけでもう怖い。
「白鳥の湖」の主役に抜擢されるが、純真な白鳥は踊れても、
闇を背負った黒鳥の表現が乏しい。
バレエ団代表の教師から露骨なプレッシャーをかけられる。
何とかして今の自分から脱却して、満足のいく黒鳥を踊りたい。
迷走するうちに精神のバランスを崩してゆく。
ニナの幻想と現実が入り交じるので、
微妙にどっちとも捉え難い部分もある。
大体はそのままのシンプルな解釈で良いのだろうが。
人間は誰しも清濁を併せ持つ。
ニナにも当然、生来の陰の部分がある筈なのだが、
母親の支配下にあって誘導されていた為、未発達のままだった。
黒鳥を踊るにあたって、その陰の部分の解放を迫られた訳で、
過度に強い壁のあったニナには負担の大きい作業だった。
これはあくまでも個人的な解釈なんだけど、
ニナは陰の部分を自分本来の一部として認知しきれなくて、
別人格を作り出して、それに覆いかぶせようとしていたのではなかろうか。
それが為に人格の分裂を引き起こしてしまった。
一種の通過儀礼だとも言える。
初日のステージで踊りきったニナの表情は満足感に溢れていた。
ナタリー・ポートマンは確かこれでオスカーを獲ったんじゃなかったっけか。
神経症的な役所だから評価に繋がり易かったのかな。
それよりも、いつもワイルドなヴァンサン・カッセルが
のっぺりした色男のバレエ教師になってたのの方が演技賞もんだと思う。
アカデミーはわかってないね。
バレエシーンはニナのバストショットばかりで、ちょっと無理があった。
ナタリー・ポートマンは頭が大きくてバレリーナのバランスではないんで
スタントのバレリーナを当て難かったのかも?
でも、そこは腹くくってもうちょっとスタントに踊らせなきゃね。
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