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マンガ家Mの日常
ネタバレ注意。



中国のサスペンスドラマのミニシリーズ。
全12話。


2010年、弁護士ジャン・チャオが地下鉄駅で爆弾騒ぎを起こし、
逮捕されると、手持ちのスーツケースから男性の遺体が出て来た。
遺体は、元検察官のジアン・ヤン。
ジャン・チャオは逮捕時には殺害を自白したが、裁判で無実を主張すると、
新聞社に、何者からか、事件を24日以内に解決するよう、また、
同封の写真の欠片を新聞の一面に毎日掲載するよう、脅迫状が届く。
特別捜査本部が設置され、
ベテラン刑事イェン・リャンが指揮官として招聘される。

2003年、ジアン・ヤンは大学時代の美人同級生リー・ジンから、
元彼ホウ・グイピンの死についての調査を依頼される。

2000年、ホウ・グイピンは貧しい農村部の学校に教育支援に出向き、
熱心な指導で教師や生徒達と良好な関係を築く。
ところが、村の少女達が権力者達への性接待を強要されていると知らされ、
事態の調査を始めると、逆に、レイプ容疑をかけられ、殺害されてしまう。
当時は自殺として処理された。

ジアン・ヤンは僅かな手がかりを追って捜査を進めると、
監察医チェン・ミンジャンや刑事ジュー・ウェイらも協力を買って出る。

地元の巨大企業カーングループと、市長、警察が結託して利益を貪っていた。
性接待強要を調べる中で、権力者達の癒着を知ったホウ・グイピンは殺され、
3年後に捜査に乗り出したジアン・ヤンもまた罠にかけられ、
収賄罪で逮捕、収監され、検察官の身分も剥奪される。

ジアン・ヤンは出所後、肺癌を患い、体調不良で自暴自棄になりかけたが、
残り僅かとなった余命を賭して、カーングループの悪事を暴く計画を立てる。
自殺と爆弾騒ぎで世間の注目を集め、
警察に、大掛かりな捜査を行うよう仕向けたのだった。

カーングループや、汚職警官リー・ジエングオらの度重なる妨害工作に会うが、
ジュー・ウェイは遂に真相を突き止め、ホウ・グイピンらの汚名を晴らす。
ジャン・チャオ、チェン・ミンジャン、ジュー・ウェイらは、
爆弾騒動等の責任を問われて服役する事になるが、
それも全て承知の上での計画遂行だった。
新聞社で記事を担当していたジャン・シャオチェンは、
実は農村での性接待の被害者の1人で、
用意周到な真相解明の計画に最初から加担していたのだった。

2017年、全員が無事服役を終え、ジアン・ヤンの墓参りに集結する。
ジュー・ウェイは、ジャン・チャオに、
爆弾事件の小道具のコントローラーをそっと手渡す。
(ジュー・ウェイもまた、計画に加わっていた1人だった?)


感想は次回。

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