忍者ブログ
マンガ家Mの日常
言わずと知れた、ヴィクトル・ユゴーの名作「レ・ミゼラブル」のドラマ版。

歴史的文豪による、不朽の設定の骨格の揺るぎなさに尽きる。


ジャン・バルジャン役は「アフェア 情事の行方」のドミニク・ウエスト。
映画のリーアム・ニーソンと色々比べてしまうが、一長一短かな。
野性味のある顔立ちで、寡黙。
ドラマの全体を見ると、もうちょっとジャン・バルジャンの存在感を
前に出しても良かったような気がする。
それは、ジャベール警部との関係性の問題にも繋がる点で、
ジャベールが最後に入水自殺を図る場面が、
映画版程にはすんなり納得出来なかった。
しかし、それに反比例して、
ジャン・バルジャンが過去の罪の意識から解放されない苦悩が浮き彫りになった。

強欲な宿屋の女将を演じたオリヴィア・コールマンは、
同時期に映画で女王の役を演じていたとは思えない程の汚れっぷり。
生涯1俳優という姿勢。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック