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マンガ家Mの日常
スパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレ原作のドラマ版。
ダイアン・キートン主演の映画版を見逃していたので、
ドラマ版を楽しみに録画。
監督が「オールド・ボーイ」等のパク・チャヌクだというのにも関心が深まった。

オリジナルの6話を8話に編集し直しての放送。
...でも、なかなか見るのが進まない。

原因は明らか。

期待していたようには面白く見られないから。

全体で6時間程の長丁場なので、やや冗漫になっている感がある。
もう少し削った方が、サスペンスのスピード感を出せたんではなかろうか。

それはともかく、最も大きな原因がある。

主演のフローレンス・ピューが全然可愛くない。

不細工とまでは言わないけれど、
童顔で団子っ鼻で、ヒロインという顔ではない。
寸胴の幼児体型で胸の形も悪く、ヒロインというスタイルではない。
長身美男のアレキサンダー・スカルスガルドに激しく不釣り合い。

そしてまた、ヒロインの吹き替えが良くない。

Wikiで調べると、元アイドルで、現在アニメ等を主体に活躍する声優らしい。
いきなり抜擢された俳優のようなのに比べれば、
ド下手とまでは言わないけれど、
声質に潤いが無く、画面のノリが悪く、海外ドラマ向きではない。
演技も、他の声優に比べてかなり劣る。
素人っぽいぎこちなさ、わざとらしさが頻繁に顔を出す。
断層のように、他の声優と場がズレていて、
ドラマは作り物の虚構に過ぎないとして見せつけられる気分。
長時間聴いていられなくて、我慢して1話ずつ見て、
翌日に持ち越ししているので、当然進みが遅い。

見た目も吹き替えも魅力に乏しいヒロインが、
良い女気取りで生意気な口を叩く様子に、イライラさせられるばかり。
今注目のマイケル・シャノンまで、だんだん安っぽく見えて来てしまった。
こんな調子では、パク・チャヌク監督の映画も見る気が失せる。

結果、憂いを含んだ顔立ちのアレキサンダー・スカルスガルドが浮いている。
出来の悪いドラマで、神妙な顔をしても冴えない。
名字の通り、名優ステラン・スカルスガルドの長男だとか。
天は二物を与え給う。
他の作品に期待しよう。

全8話の、やっと5話まで見終わった。
残り3話分で、どこまで面白くしてくれるのだろうか。
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