なんだか少し難しかったので、見終わるのに時間がかかっちゃった。
上映時間も長めだし。
叙情SFなのかな。
近未来の2092年、...って、そんな先でもないね、
人類は永遠の命を手に入れたけど、
ひとりだけ老衰で死を迎えようとしている老人がいた。
老人がインタヴュアーに、自分が何者なのか、過去を語る。
ニモ・ノーバディって言う名前からして暗示的。
9歳の時、両親が離婚。
そのいずれについて行くべきか、選択を迫られる。
9歳の子供には酷な選択。
同じ頃、3人の少女に出会い、誰と恋に落ちるか、どう告白するか、
選択を迫られる。
ニモの人生は困難な選択の繰り返し。
ウチの両親も、と言うか、父は離婚を考えた事があったって、
私が小学校高学年か、中学に上がったかの頃に話を聞かされた。
その時、どっちについて行くか、一応考えた。
...ホントに離婚してたらどうなってただろうね。
ニモみたいな生活になってたのかな。
回想の中で、様々な選択をした場合が描かれ、
人生は無数の分岐点を持って、際限無く枝分かれして行く。
同時に、水のイメージが離別や死をもたらす。
叙情的で美しい幾多のドラマが繰り広げられるのだけど、
正直なところ、分かったような分からんような。
どちらの人生を選択するか、パラレルワールドの様な作品は時々ある、
「スライディング・ドア」とか。
今作の場合はもっと意図的な選択も含まれ、選択をやり直す場面もある。
過去は回想として語られ、結局のところ、9歳のニモの幻想でもあるようなので、
ニモは常に、これが自分の本当の人生なのか、疑念を抱きながら生きている。
どうなんだろうね、
そう言う人生のシュミレーションって時には必要だけど、
迷ってばかりじゃ先に進めない。
人生、なるようにしかならないし、今が最高って思うしか無い。
選択の為の基本姿勢をどう持つべきか、そこが大事なような気もする。
直感を信じるか、人との調和を重んじるか、利害を考慮するか、様々。
それ以上悩んでも仕方無い。
...って、こんな風に言ったら、映画を全否定しちゃうのかな。
主演は先頃アカデミー賞助演男優賞に輝いたジャレッド・レト。
フツーのオッサンがこの役を演じたらコメディになっちゃいそうなところ、
ジャレッド・レトの少年のように無垢でつぶらな瞳が詩情豊かな作品を支えている。
まぁね、こんなにいちいちシリアスに物事を捕えなくても良いだろって
思っちゃうんだけどね。
どの人生を選択しても、似たり寄ったりな死を迎える。
そう言う事なのかな。
上映時間も長めだし。
叙情SFなのかな。
近未来の2092年、...って、そんな先でもないね、
人類は永遠の命を手に入れたけど、
ひとりだけ老衰で死を迎えようとしている老人がいた。
老人がインタヴュアーに、自分が何者なのか、過去を語る。
ニモ・ノーバディって言う名前からして暗示的。
9歳の時、両親が離婚。
そのいずれについて行くべきか、選択を迫られる。
9歳の子供には酷な選択。
同じ頃、3人の少女に出会い、誰と恋に落ちるか、どう告白するか、
選択を迫られる。
ニモの人生は困難な選択の繰り返し。
ウチの両親も、と言うか、父は離婚を考えた事があったって、
私が小学校高学年か、中学に上がったかの頃に話を聞かされた。
その時、どっちについて行くか、一応考えた。
...ホントに離婚してたらどうなってただろうね。
ニモみたいな生活になってたのかな。
回想の中で、様々な選択をした場合が描かれ、
人生は無数の分岐点を持って、際限無く枝分かれして行く。
同時に、水のイメージが離別や死をもたらす。
叙情的で美しい幾多のドラマが繰り広げられるのだけど、
正直なところ、分かったような分からんような。
どちらの人生を選択するか、パラレルワールドの様な作品は時々ある、
「スライディング・ドア」とか。
今作の場合はもっと意図的な選択も含まれ、選択をやり直す場面もある。
過去は回想として語られ、結局のところ、9歳のニモの幻想でもあるようなので、
ニモは常に、これが自分の本当の人生なのか、疑念を抱きながら生きている。
どうなんだろうね、
そう言う人生のシュミレーションって時には必要だけど、
迷ってばかりじゃ先に進めない。
人生、なるようにしかならないし、今が最高って思うしか無い。
選択の為の基本姿勢をどう持つべきか、そこが大事なような気もする。
直感を信じるか、人との調和を重んじるか、利害を考慮するか、様々。
それ以上悩んでも仕方無い。
...って、こんな風に言ったら、映画を全否定しちゃうのかな。
主演は先頃アカデミー賞助演男優賞に輝いたジャレッド・レト。
フツーのオッサンがこの役を演じたらコメディになっちゃいそうなところ、
ジャレッド・レトの少年のように無垢でつぶらな瞳が詩情豊かな作品を支えている。
まぁね、こんなにいちいちシリアスに物事を捕えなくても良いだろって
思っちゃうんだけどね。
どの人生を選択しても、似たり寄ったりな死を迎える。
そう言う事なのかな。
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