片付けものの息抜きに映画を見る。
とりあえず、HDに入ったばかりのもの。
早くクリアして軽くしてやんなきゃだからね。
犯罪捜査ものかと思って見たらば、どっちかって言うと青春もの。
カテゴライズするのも良く無いんだろうけど、
なんか、方向性としてわかり易く無いとね。
そう言う点では、方向性がバラバラで何とも言い難い作品だった。
1969年、ルイジアナで起きた警官殺害事件でヒラリーが逮捕された。
所謂囚人グルーピーとでも言うのか、
シャーロットは刑務所の中のヒラリーに手紙を書き綴り、文通するうちに
ヒラリーが冤罪ではないかと思い始め、
新聞記者に事件の調査を依頼する。
出だしはそんな感じなんで、冤罪の調査で展開すると思いきや、
記者のウォードは黒人男性好きの同性愛者でマゾヒスト、
ナンパした男達とのプレイが行き過ぎて、半死半生の目に遭う。
そんなんで調査は相棒の黒人記者ヤードリーが仕上げるのだけど、
ヤードリーは記者としてのし上がる為、
ヒラリーのでっち上げ話に乗っかって冤罪を記事に書いて、ひとり出世する。
ウォードのプレイのお相手をさせられてたのも恨んでいたのかな。
記者の弟ジャックは目標も無くフラフラしてる大学生。
美人でエロい年増女のシャーロットに入れ込んじゃう。
ウォードは冤罪に疑問を抱いていたが、入院して調査は中断。
その間にヒラリーは無罪放免。シャーロットと結婚する。
しかし、ヒラリーは殺人も平気なサディストだった。
シャーロットと、ウォードは殺されてしまう。
ジャックは何とか逃げ延びて、ヒラリーを告発。
ヒラリーは後に死刑となる。
シャーロット役のニコール・キッドマンは
南部のプアホワイトを演じていて、随分頑張ってた。
ただ、どうしても上品さとかインテリっぽさとかがぬぐい去り切れてないような。
顔立ちとかスタイルとかにもうちょっとだらしなさがあると良かったんだけど、
下品に見せてる化粧を取れば、元のキレイな顔が出てしまう。
今作で映画賞にノミネートされたりしたのは
ニコール・キッドマンとウォード役のマシュー・マコノヒーだったようだけど、
ヒラリー役のジョン・キューザックは、
半ば希望を失ってどんよりした目つきで、顔もむくんだような囚人が
無罪放免が徐々に見えて来るに従って、顔つきが締まって来る感じが出ていて、
そういうさりげなさに演技の技が見て取れて良かった。
出所したヒラリーはすぐシャーロットに会いにに行くんだけど、
出所されちゃうと愛が醒めちゃうみたいなシャーロットの反応は興味深かった。
まぁ、ストーリーはともかくね、全体的にゴシャゴシャした映画だった。
監督はそう言う狙いで撮影したんだろうけどさ、
フツーの映画ファンの目から見ると、やり過ぎって感じ。
とにかく、TVのバラエティ番組みたいに
やたらと画面の切り替えが多くて目が疲れる。
音も、生活雑音とBGMをやたらと被せ過ぎでうるさい。
なんだか、ずっとせわしない。
もうちょっとセーブしないと、却って単調になってしまうと思うんだけどな。
60年代を意識して、敢えて画面を不鮮明にしたり、
カメラワークも昔風にしてみたり、色々実験してたみたい。
黒人メイド役のメイシー・グレイが語り部としてモノローグを入れている。
それが、なんだかかなりモグモグしたしゃべり方で、
黒人っぽさの演出を意識し過ぎてるような。
とにかくね、ストーリーを伝える事より、
監督として演出の技を見せる事に重きを置かれていたような仕上がりになってる。
マニアックな人は喜ぶかもしれないけど、あんまり良い事とは思えないんだよね。
まぁね、たまには実験してみたいってのは理解出来なくは無い。
これ1作に留めてくれると助かる。
若手監督なのかな、と思ったら、そこそこ歳はいってる。
作品数はそう多くは無い。
「プレシャス」とかも撮った監督なんだって。
録画したまま、まだ見てなくて、期待の作品ではあるんだけど、
今作を見てしまうと、ちょっとテンション下がっちゃうな。
とりあえず、HDに入ったばかりのもの。
早くクリアして軽くしてやんなきゃだからね。
犯罪捜査ものかと思って見たらば、どっちかって言うと青春もの。
カテゴライズするのも良く無いんだろうけど、
なんか、方向性としてわかり易く無いとね。
そう言う点では、方向性がバラバラで何とも言い難い作品だった。
1969年、ルイジアナで起きた警官殺害事件でヒラリーが逮捕された。
所謂囚人グルーピーとでも言うのか、
シャーロットは刑務所の中のヒラリーに手紙を書き綴り、文通するうちに
ヒラリーが冤罪ではないかと思い始め、
新聞記者に事件の調査を依頼する。
出だしはそんな感じなんで、冤罪の調査で展開すると思いきや、
記者のウォードは黒人男性好きの同性愛者でマゾヒスト、
ナンパした男達とのプレイが行き過ぎて、半死半生の目に遭う。
そんなんで調査は相棒の黒人記者ヤードリーが仕上げるのだけど、
ヤードリーは記者としてのし上がる為、
ヒラリーのでっち上げ話に乗っかって冤罪を記事に書いて、ひとり出世する。
ウォードのプレイのお相手をさせられてたのも恨んでいたのかな。
記者の弟ジャックは目標も無くフラフラしてる大学生。
美人でエロい年増女のシャーロットに入れ込んじゃう。
ウォードは冤罪に疑問を抱いていたが、入院して調査は中断。
その間にヒラリーは無罪放免。シャーロットと結婚する。
しかし、ヒラリーは殺人も平気なサディストだった。
シャーロットと、ウォードは殺されてしまう。
ジャックは何とか逃げ延びて、ヒラリーを告発。
ヒラリーは後に死刑となる。
シャーロット役のニコール・キッドマンは
南部のプアホワイトを演じていて、随分頑張ってた。
ただ、どうしても上品さとかインテリっぽさとかがぬぐい去り切れてないような。
顔立ちとかスタイルとかにもうちょっとだらしなさがあると良かったんだけど、
下品に見せてる化粧を取れば、元のキレイな顔が出てしまう。
今作で映画賞にノミネートされたりしたのは
ニコール・キッドマンとウォード役のマシュー・マコノヒーだったようだけど、
ヒラリー役のジョン・キューザックは、
半ば希望を失ってどんよりした目つきで、顔もむくんだような囚人が
無罪放免が徐々に見えて来るに従って、顔つきが締まって来る感じが出ていて、
そういうさりげなさに演技の技が見て取れて良かった。
出所したヒラリーはすぐシャーロットに会いにに行くんだけど、
出所されちゃうと愛が醒めちゃうみたいなシャーロットの反応は興味深かった。
まぁ、ストーリーはともかくね、全体的にゴシャゴシャした映画だった。
監督はそう言う狙いで撮影したんだろうけどさ、
フツーの映画ファンの目から見ると、やり過ぎって感じ。
とにかく、TVのバラエティ番組みたいに
やたらと画面の切り替えが多くて目が疲れる。
音も、生活雑音とBGMをやたらと被せ過ぎでうるさい。
なんだか、ずっとせわしない。
もうちょっとセーブしないと、却って単調になってしまうと思うんだけどな。
60年代を意識して、敢えて画面を不鮮明にしたり、
カメラワークも昔風にしてみたり、色々実験してたみたい。
黒人メイド役のメイシー・グレイが語り部としてモノローグを入れている。
それが、なんだかかなりモグモグしたしゃべり方で、
黒人っぽさの演出を意識し過ぎてるような。
とにかくね、ストーリーを伝える事より、
監督として演出の技を見せる事に重きを置かれていたような仕上がりになってる。
マニアックな人は喜ぶかもしれないけど、あんまり良い事とは思えないんだよね。
まぁね、たまには実験してみたいってのは理解出来なくは無い。
これ1作に留めてくれると助かる。
若手監督なのかな、と思ったら、そこそこ歳はいってる。
作品数はそう多くは無い。
「プレシャス」とかも撮った監督なんだって。
録画したまま、まだ見てなくて、期待の作品ではあるんだけど、
今作を見てしまうと、ちょっとテンション下がっちゃうな。
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