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マンガ家Mの日常
「グレイズ・アナトミー」のスピンオフとして始まって
6シーズン続いて、めでたく終了。

以前にも少し書いた通り、
どうせ自分勝手な美男美女達のバタバタした恋愛ドラマだと思って
最初のウチはあんまり期待してなかったけど、
主人公のアディソンが産婦人科専門医で、クリニックの他の医師達も
小児科や妊娠治療、精神科カウンセラーだったり、
地味ながら、生命と生活の関わりの強いところでの医療分野なので、
考えさせられる場面も多々あって良かった。
派手な外科手術を見せられるより、身近で重要なテーマだった。
医師達が患者の人生設計に熱心に携わる姿が自然だった。

狭い範囲での恋愛が繰り返されるのは、こういう集団ドラマのお約束で
それはさすがに無理があるなぁ〜、他で探せないの?と思ってしまった。
主要キャラクターの入れ替えもチョコチョコあって、
それで恋愛に結着が付いてたりするんだけど、
これもお約束で、すぐさま新しい美男美女が補充されてくっつくんで、
まぁ〜、うらやましいわね。
最終的にはなんとか皆無事納まった。
あまりにもキッチリ収め過ぎて、ちょっと無理っぽかったけど。

アディソンは最初、一番のイケメンのピートとくっつきそうだったんだけど、
割と早い段階で変更されていった。
どうしてそうなったのかな?
もっと引っ掻き回した方が良いと脚本家達が判断したのか?

アディソンが養子を取る事にした辺りで彼女の恋愛のゴタゴタは終わりを迎え、
その後は他のキャラクターが物語の中心になっていく事が多くなって来ていた。
「グレイズ・アナトミー」でも、主人公のメレディスが結婚して養子を取って、
一通り大人として成長しきっちゃったんで、
物語の中心から外れる事が多くなって来た。
この手の群像劇は続けようと思えばいつまでだって続けられるんだろうけど、
「ER」然りで、主人公に勢いが無くなったら締め時だよね。

エンディング、制作のションダ・ライムズのマークが出るんだけど、
いつもはジェットコースターがデッカイピンクのハートの周りを回ってるのが、
今回は最後なので、ジェットコースターが止まって、ハートもしぼんじゃった。
面白い演出でした。


ションダ・ライムズさん、
「グレイズ・アナトミー」もボチボチ締めてね。
「スキャンダル」は展開は面白いけど、主要キャラクターがどれも感じ悪くて
見ててイライラするんで、程々で締めてね。
ヨロシク。


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