忍者ブログ
マンガ家Mの日常
長編の本をやっと読み終わり、一息入れるべく、手頃な映画を見る。

製薬会社の不正に絡んだサスペンス映画。
主演はジョシュ・デュアメル。
中途半端なイケメンだけに、今作も中途半端な仕上がり。
アンソニー・ホプキンスやアル・パチーノといった大物が
悪役で出演してるんだけどな。


ピアソン製薬の新薬開発のデータ捏造により、多くの犠牲者が出ていた。
野心家の若手弁護士ベンは、元カノのエミリーから
データ捏造を裏付ける証拠のデータファイルを渡され、訴訟を検討する。

ピアソン製薬CEOのデニングは巨額の和解を提示する。
その直後、エミリーが何者かに誘拐され、
愛人であるデニングの元に身代金を請求するメールが届く。
しかし、デニングが身代金を持参して指定された場所に行っても、誰も現れない。

ベンがエミリーの部屋に行くと、薬瓶を片手にソファーの上で死んでいた。
慌ててその場を立ち去るが、
その後エミリーの死体がベンの自宅の寝室に運ばれていた。
同時に警察が家宅捜査に来て、ベンは逃げ出す。
エミリーの友人が正体不明のアジア人男性に殺害され、
同じ男がベンの妻シャーロットを誘拐し、ベンも殺害されそうになる。
ベンは反撃に転じ、男を殺して、シャーロットを助ける。
男は不治の病で余命いくばくもなく、デニングの手先になって仕事を請け負っていた。

ベンはデニングの関与を疑い、邸に会いに行く。
全ての辻褄が合って来た。
エミリーは狂言誘拐を目論見、デニングから大金をゆすろうとしていた。
ベンを陥れる為に死体を運んだのはアジア人男性だったが、
エミリーを殺害したのは嫉妬したシャーロットだった。
デニングはベンが務める弁護士事務所の代表エイブラムスと裏取引をしていて、
長年エイブラムスは賄賂を受け取ってデニングの会社の後始末をしていた。
ベンは証拠を固め、エイブラムスは逮捕される。

後日、ベンはシャーロットから、エミリーを誤って殺害したとの告白を聞く。


ジョシュ・デュアメルが中途半端なのは仕方ないとしても、
脚本、編集も中途半端な感じで、所々展開が分かり難いし、
サスペンスとして盛り上がる筈の謎解きの場面等もすっ飛ばされた感じ。

アンソニー・ホプキンスはさすがに良い味出してる。

謎のアジア人男性はイ・ビョンホン。
でも、設定がよく分からないままだし、
ベンにあっさり殺されてしまうのも何だかな。

結局のところ、脚本が不出来だったという事に尽きる。
何でそんな事になったんだろう?


PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック