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マンガ家Mの日常
「フィフティ・シェイズ」シリーズ3部作の2作目。
繋ぎになる2作目は、どうしても中途半端になる。


アナは出版社SIPに就職し、編集長助手として働いている。
クリスチャンはアナとヨリを戻そうとディナーに誘って、見事復縁。
SIP買収計画も話す。

アナにつきまとう女性レイラが、アパートに乗り込み、銃を向ける。
かつてクリスチャンの従属者であったレイラは精神的に不安定になっていた。
クリスチャンがレイラをなだめて従わせる様子を見たアナは、
クリスチャンが求める従属者の在り方に不安を覚える。

仮面舞踏会でセクシーな中年女性エレーナと出会う。
エレーナこそがクリスチャンをサディズムの世界に引き入れた女性だった。
エレーナはアナにクリスチャンと別れるよう忠告する。

SIPでは編集長のジャックがアナに迫って来た。
クリスチャンにその事を告げると、SIPのCEOに連絡が行き、
ジャックは即日解雇される。
編集長助手だったアナは代理で編集長会議に出席し、提案が認められ、
後任の編集長に抜擢される。

クリスチャンは仕事で部下と共に移動する際ヘリコプターを操縦するが、
原因不明の故障で墜落し、行方不明となる。
家族とアナが心配して待つ実家に無事帰宅し、アナにプロポーズする。


アナ役のダコタ・ジョンソンの均整のとれた華奢で美しい裸体以外に
見るべきものは無い。
クリスチャン役のジェイミー・ドーナンって、マジでどーなん?
肉体美は結構だけど、知性もカリスマ性も感じられない。

そして、
ハーレクインを彷彿とさせる、陳腐な設定の数々にイラつかされる。

車の代金としてクリスチャンから差し出された24,000$の小切手を
アナは不要だと言って破り捨てるが、
クリスチャンはアナの銀行口座に直接振り込む。
ウザい。素直にもらっとけよ。
どうせ、クリスチャンとの贅沢な生活に埋没するんだし。

クリスチャンのお涙頂戴の子供時代の話も面倒なだけ。

ジャックのセクハラはクリスチャンの一声で解決。
雑誌編集長と大富豪とでは勝負にならん。
その後の出世は自力だとしても、あまりにも調子良過ぎる。あり得ん。

散々遊んで来た若い富豪男性が、ヒロインと出会って、
彼女だけは特別だってなる話。

んなわけないじゃん。
何年か経ったら、次の若い女に気が移るよ。

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