ドイツの映画。
銀行強盗の映画だと勝手に思い込んでいたら、違った。
「MR.ROBOT」を彷彿とさせるサイバー犯罪ストーリー。
今後の流行りなのかな。
自身を透明人間と自嘲する、冴えないコンピューターオタク青年ベンヤミンは、
マックスという男に誘われて、ハッカー集団に仲間入りした。
犯罪を犯すというのではなく、システムに侵入したりして力を誇示するのが主目的。
ベンヤミンはチーム名を「CLAY」と名付けた。
「Clowns Laughing At You(ピエロがお前を嘲笑う)」の略。
その頃「FRIENDS」という有名なハッカー集団があって、
マックスは「FRIENDS」のリーダー「MR X」に認められたがっていた。
しかし、逆にMR Xにバカにされ、より困難な挑戦を見せつけるべく、
連邦情報局に侵入してみせる。
ベンヤミンは侵入のついでに情報局のメンバーのリストのデータを盗み出す。
MR Xはリストの中に自分のチームの主要メンバーの名前がある事を知り、
そのメンバーを裏切り者として殺害する。
「FRIENDS」は重大なサイバー犯罪に関与していたのだった。
ベンヤミン達もMR Xに命を狙われる。
仲間を殺されたベンヤミンは情報局に出頭し、全てを話して保護を求めるが、
話の穴に気づいた捜査官ハンネは、ベンヤミンが多重人格だと見抜き、
話を覆して、人格障害を理由に保護を撤回する。
ベンヤミンの話は、捜査官を誘導すべく、巧みに練り上げられた嘘が交っていた。
捜査官はMR Xを逮捕。
ベンヤミンは新しい身分証を手に入れ、恋人のマリと、
本当は生きていた仲間達と共に新天地へ逃亡する。
映画はベンヤミンの告白という形で進行するので、
言ってみれば、何がどこまで真実なのか、はっきりとは分かりようが無い。
でも、まぁ、概ね解釈は間違ってはいないだろう。
身分証を手に入れたベンヤミンは、それまでのおどおどしたオタク青年ではなくて、
自信に満ちていて、リーダー的な風格がある。
それが実態なのだとすると、告白の全体がかなり違っていた事になるんだけど。
IT用語や何だかんだは相変わらず分からないけど、それなりに楽しめる。
でも、天才的ハッカー集団でも、
基本情報の入手や機器の設置等は最もアナログな人力でやるしか無いのね。
ドイツの映画だからか、ヒロインがちょいおブス。
何でだろう? ドイツにだって美人はいる筈なのに。
全体としては、映像もスマートだし、犯罪だけでなく、
恋愛、仲間、成長物語等々、エピソードが上手く配分されていて、楽しめた。
構成のどんでん返しという点では、
ある程度映画を見慣れた目には、特筆するところまでは行かなかったかな。
要するに、カイザー・ソゼなんだよね。
銀行強盗の映画だと勝手に思い込んでいたら、違った。
「MR.ROBOT」を彷彿とさせるサイバー犯罪ストーリー。
今後の流行りなのかな。
自身を透明人間と自嘲する、冴えないコンピューターオタク青年ベンヤミンは、
マックスという男に誘われて、ハッカー集団に仲間入りした。
犯罪を犯すというのではなく、システムに侵入したりして力を誇示するのが主目的。
ベンヤミンはチーム名を「CLAY」と名付けた。
「Clowns Laughing At You(ピエロがお前を嘲笑う)」の略。
その頃「FRIENDS」という有名なハッカー集団があって、
マックスは「FRIENDS」のリーダー「MR X」に認められたがっていた。
しかし、逆にMR Xにバカにされ、より困難な挑戦を見せつけるべく、
連邦情報局に侵入してみせる。
ベンヤミンは侵入のついでに情報局のメンバーのリストのデータを盗み出す。
MR Xはリストの中に自分のチームの主要メンバーの名前がある事を知り、
そのメンバーを裏切り者として殺害する。
「FRIENDS」は重大なサイバー犯罪に関与していたのだった。
ベンヤミン達もMR Xに命を狙われる。
仲間を殺されたベンヤミンは情報局に出頭し、全てを話して保護を求めるが、
話の穴に気づいた捜査官ハンネは、ベンヤミンが多重人格だと見抜き、
話を覆して、人格障害を理由に保護を撤回する。
ベンヤミンの話は、捜査官を誘導すべく、巧みに練り上げられた嘘が交っていた。
捜査官はMR Xを逮捕。
ベンヤミンは新しい身分証を手に入れ、恋人のマリと、
本当は生きていた仲間達と共に新天地へ逃亡する。
映画はベンヤミンの告白という形で進行するので、
言ってみれば、何がどこまで真実なのか、はっきりとは分かりようが無い。
でも、まぁ、概ね解釈は間違ってはいないだろう。
身分証を手に入れたベンヤミンは、それまでのおどおどしたオタク青年ではなくて、
自信に満ちていて、リーダー的な風格がある。
それが実態なのだとすると、告白の全体がかなり違っていた事になるんだけど。
IT用語や何だかんだは相変わらず分からないけど、それなりに楽しめる。
でも、天才的ハッカー集団でも、
基本情報の入手や機器の設置等は最もアナログな人力でやるしか無いのね。
ドイツの映画だからか、ヒロインがちょいおブス。
何でだろう? ドイツにだって美人はいる筈なのに。
全体としては、映像もスマートだし、犯罪だけでなく、
恋愛、仲間、成長物語等々、エピソードが上手く配分されていて、楽しめた。
構成のどんでん返しという点では、
ある程度映画を見慣れた目には、特筆するところまでは行かなかったかな。
要するに、カイザー・ソゼなんだよね。
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