忍者ブログ
マンガ家Mの日常
アメリカのブラックコメディドラマ。
シーズン2の制作が決定していたが、コロナ禍の影響で打ち切りとなった。


クリスタルの夫トラヴィスは保険会社に勤めているが、
報われない気持ちと生活苦から、副業のFAMに熱中する。
FAMというビジネスはネズミ講そのもの(アムウェイみたいな?)で、
会員を多く集めて利益を上げるシステムだが、実際には、
トラヴィスはFAMから購入した品物を殆ど捌けず、貯金は減る一方だった。
それでも夢中になったトラヴィスは夜を徹して会員獲得に駆け回り、
睡眠不足と疲労で、事故死してしまう。

女手一つで赤ん坊を育てなければならなくなったクリスタルは、
FAMの告発を試みつつ、FAMに深入りしていく。
FAMでトラヴィスの上司にあたるコーディはクリスタルに好意を寄せ、
徐々にクリスタルに共鳴していく。


何というか、
アクの強い、ちょっと不可思議なカルト系のドラマ。
興味深い。
コロナ禍で中途半端になってしまったのは惜しい。

クリスタル役のキルステン・ダンストがジョージ・クルーニーらと共に
製作総指揮も務める。

キルステン・ダンストって言えば、
「スパイダーマン」シリーズのヒロイン役が有名。
ところが今作では30代後半で、そこそこ中年太りした姿で、
押しの強いプアホワイトの主婦として、迫力を見せている。
いつまでも可憐なヒロインのままではいられない。
セカンドキャリアを築き始めた。

第1話で、車の事故で湖に突っ込み、
車から逃げ出したところをワニに襲われるという、
悲惨な死を遂げたトラヴィス役は、アレクサンダー・スカルスガルド。
え、えーっ、何とも勿体無い使い方。


ネズミ講の実態や、ズブズブと泥沼にはまっていく人達の様子とか、
怖いもの見たさ的で、ヒヤヒヤしながらも先が気になったんだけど、
前述の通り、コロナ禍で打ち切りになってしまって残念。

それにしても、未だにこういうネズミ講って続いてるのかな。
怖いね。

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック