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マンガ家Mの日常
「親切は人の為ならず」とは、
他人に親切にすれば、いつか自分に返って来る、という意味。

でも、少し違う場面もある。

他人に親切にした時、ある種の満足感を覚える。
自分は他人に親切に出来るだけ有能なのだ、人格者なのだと。

それを戒めたのが、映画「尼僧物語」の中の修道女。
オードリー・ヘップバーン演じる新米尼僧が、病気の人達へのボランティアを希望する。
ところが、先輩修道女は、それは優越感や承認欲求を満たす行為だとして禁じる。
新米尼僧は、一度は考えるが、ボランティアの必要性を重視して、修道院を離れる。

そうなんだよね。
相手が救われ、喜ぶ、
その事の方が大事。
動機よりも、「親切」という行為が優先されて良い。
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