フランスのコメディ映画。
モロッコの貧しい地域で育った青年ヤシンは建築家を目指してパリに留学。
真面目に勉強し、優秀な成績を収めるが、
卒業試験前日、友人に飲みに誘われて泥酔。
翌日完全に寝過ごして、試験を受け損なう。
太めの恋人クレールと約束していた卒業パーティーもすっぽかす。
博士号を取れず、就職も出来なかったヤシンはビザを失い不法滞在となる。
それから2年間、工事現場で働いて生活費を稼ぐ日々。
ある日、アパートの隣の部屋に、フレッドとリザのカップルが引っ越してくる。
小学校教師のリザは結婚を望んでいるが、無職のフレッドははぐらかすばかり。
ヤシンの部屋にゲーム機を置かせてもらって入り浸る。
ヤシンは、起死回生の一手として、フレッドとの偽装同性婚を考え付く。
思い切って出席した大学の同窓会で、大手建設会社を経営する友人に出会い、
仕事に誘われる。
すっきりとダイエットして美人になったクレールにも再会するが、当然気まずい。
クレールは同じ建設会社で働いていて、ヤシンの上司となる。
ヤシンの能力が認められて順調に仕事を続ける。
クレールが太っていた頃から綺麗だと思っていたヤシンはそう告げて、
再びクレールにアタックし、関係改善の兆候。
不法滞在を目的とした偽装結婚を暴こうとする審査官に執拗に追われ、
ヤシンとフレッドはゲイカップルを演出。
(フレッドはその後ゲイだとの認識に至り、リザと別れてゲイの男性と結ばれる。)
一方、ヤシンを訪ねて来た母親は、リザがヤシンの結婚相手だと勘違いする。
関係が入り乱れる中、ヤシンはクレールの愛情を取り戻そうとするが、
遂に審査官に偽装結婚がバレて、モロッコに強制送還される。
モロッコに戻ったヤシンは建築家として仕事を続け、
両親に念願の自宅も建ててあげる。
ヤシンの為にモロッコに来たクレールと結婚し、共同で建築事務所を経営する。
気軽なコメディ。
ヤシン役のタレク・ブダリが主演、脚本、監督の3役。
フレッド役のフィリップ・ラショーは「真夜中のパリでヒャッハー!」で
監督も務めている。
フランスのコメディ作品の基本なのか、
監督や俳優がそれぞれの役割だけを担当するのではなく、
コメディのクリエイターとして全般を作り上げる。
悪意の無い、ただ笑って観てれば良い作品ではあるんだけど、
ゲイカップル、太めの女性等々の描き方については、作中で敬意を払いつつも、
やや古い笑いの取り方だとの印象を受けた。
今の時代、LGBTQやルッキズムに関する表現が大きく見直されている。
個人の特質を標的にした単純な笑いは認められなくなって来ている。
モロッコの貧しい地域で育った青年ヤシンは建築家を目指してパリに留学。
真面目に勉強し、優秀な成績を収めるが、
卒業試験前日、友人に飲みに誘われて泥酔。
翌日完全に寝過ごして、試験を受け損なう。
太めの恋人クレールと約束していた卒業パーティーもすっぽかす。
博士号を取れず、就職も出来なかったヤシンはビザを失い不法滞在となる。
それから2年間、工事現場で働いて生活費を稼ぐ日々。
ある日、アパートの隣の部屋に、フレッドとリザのカップルが引っ越してくる。
小学校教師のリザは結婚を望んでいるが、無職のフレッドははぐらかすばかり。
ヤシンの部屋にゲーム機を置かせてもらって入り浸る。
ヤシンは、起死回生の一手として、フレッドとの偽装同性婚を考え付く。
思い切って出席した大学の同窓会で、大手建設会社を経営する友人に出会い、
仕事に誘われる。
すっきりとダイエットして美人になったクレールにも再会するが、当然気まずい。
クレールは同じ建設会社で働いていて、ヤシンの上司となる。
ヤシンの能力が認められて順調に仕事を続ける。
クレールが太っていた頃から綺麗だと思っていたヤシンはそう告げて、
再びクレールにアタックし、関係改善の兆候。
不法滞在を目的とした偽装結婚を暴こうとする審査官に執拗に追われ、
ヤシンとフレッドはゲイカップルを演出。
(フレッドはその後ゲイだとの認識に至り、リザと別れてゲイの男性と結ばれる。)
一方、ヤシンを訪ねて来た母親は、リザがヤシンの結婚相手だと勘違いする。
関係が入り乱れる中、ヤシンはクレールの愛情を取り戻そうとするが、
遂に審査官に偽装結婚がバレて、モロッコに強制送還される。
モロッコに戻ったヤシンは建築家として仕事を続け、
両親に念願の自宅も建ててあげる。
ヤシンの為にモロッコに来たクレールと結婚し、共同で建築事務所を経営する。
気軽なコメディ。
ヤシン役のタレク・ブダリが主演、脚本、監督の3役。
フレッド役のフィリップ・ラショーは「真夜中のパリでヒャッハー!」で
監督も務めている。
フランスのコメディ作品の基本なのか、
監督や俳優がそれぞれの役割だけを担当するのではなく、
コメディのクリエイターとして全般を作り上げる。
悪意の無い、ただ笑って観てれば良い作品ではあるんだけど、
ゲイカップル、太めの女性等々の描き方については、作中で敬意を払いつつも、
やや古い笑いの取り方だとの印象を受けた。
今の時代、LGBTQやルッキズムに関する表現が大きく見直されている。
個人の特質を標的にした単純な笑いは認められなくなって来ている。
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