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マンガ家Mの日常
パリ五輪記念なのか、WOWOWでフランス映画特集をやっている。
ルネ・クレマン監督のサスペンス映画。


科学者のフィリップは、研究情報を守る為、
妻のジルと2人の子供達を連れてアメリカからパリに移住。
知人もおらず、孤独で不安定な状況から、
ジルは記憶障害の症状に悩まされるようになった。

ある日の買い物からの帰り道、ふと目を離した間に、子供達が姿を消した。
組織がフィリップの研究情報と引き換えにする為に誘拐したと思われる。
ジルは、医師から、記憶障害と思われた事柄は
友人のシンシアが関係しているのではと助言され、シンシアを問い質す。
シンシアは組織の関係者で、フィリップとジルの家族関係の崩壊を狙っていた。

地元警察の協力を得て、無事子供達を保護する。


主演のフェイ・ダナウェイが、30歳になったばかりで、美しさの絶頂期。
...見所はそれだけかな。

仕組まれた記憶障害は古いヒッチコック作品のようだし、
狙われた科学者の設定もあったなぁ。
サスペンスとしての盛り上がりも無い。
医師や刑事が妙に胡散臭く見えて、微妙だったな。
巨匠監督が旬の女優使って、美しいパリの風景とマッチングさせる。
そういう映画作りの時代だったのかな。
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