WOWOWの予告編を見て、ちょっと気になったので見てみた。
連続猟奇殺人事件はミステリー好きには御馳走です。
冒頭、本来の事件とは関係無い事件で派手な追っかけっこの逮捕劇。
まぁ、ありがちだね。
そっから次は、殺人犯がターゲットの女性に近づく為に
無許可の賭博格闘技試合に参戦。 これも、無くたって話は成立するんで、
こっちもサービスのアクションショット。
つまりはエンターテインメントって事だね。
雰囲気からして、アメコミが原作なのかなと思った。
そうではなくて、刑事もののシリーズ小説らしい。 まぁ、似たようなもんか。
同じキャラクターを以前モーガン・フリーマン主演で映画化してるとか。
タイトルは覚えてたけど、話の内容は忘れちゃったなぁ。
主人公のアレックス・クロスという刑事が優等生的なのがあんまりカワイク無い。
正義を振りかざして、なんかエラそう。
主人公としての魅力に欠ける。 俳優の責任では無いだろうけど。
ギャングのボスである伯父(だったかな)の殺人事件の罪を被って
10代の女の子が服役してる。
アレックスは彼女を説得して助けてあげたいと思っているんだけど、
いざ本番の事件になって、ボスの協力が必要になったら、
そのボスがかつての殺人事件の主犯であるという証拠の銃を
警察の証拠保管室から盗み出し、情報の対価にそれを差し出す。
おっと、あの女の子はどうなったんだ? 見殺しか。
なんかね、その辺の整合性が取れてない。 困ったね。
「LOST」のイケメン、マシュー・フォックスが殺人鬼を演じている。
頭を坊主にして身体を徹底的に絞り、
ハード系の衣装でネオナチ的な風貌にまとめあげてるんだけど、
顔立ち、とくに目元が優しすぎるんだよなぁ、この人。
残忍さとか狂気ってのには物足りなさを感じた。
いっそ、眉を剃り落とすとかしたらどうなんだろう。
事件は自らの横領の罪を隠そうとした富豪の自作自演。
ジャン・レノが演じていて、それも映画の売りのひとつだった筈なんだけど、
特別出演のちょい役ですよって感じがあからさまで良く無い。
気楽に見れるアクション映画としては良かったんだろうけど、
あちこちで作りの甘さがあった。
猟奇殺人としては、レイティングに配慮してか、
痛さ、怖さが見えるような描き方では無かった。
そこを物足りないと見る向きもあるだろうけど、個人的にはありがたかったかな。
殺人鬼の仕事を邪魔したとして恨みを買ったアレックスは 妻を殺されてしまう。
それはかなりなエピソードの筈なんだけど、映画的には描き方の比重が軽い。
チームメイトの女性刑事も殺される。
彼女はアレックスの相棒の刑事と付き合ってた。
中心となる二人の刑事がそれぞれのパートナーを殺されちゃった訳で、
その辺りの心理面と事件解決とのバランスの取り方がマズい。
ホントに、もうちょっとしっかりした作りを目指してくれていればと思ってしまう。
予算が足りなかったのかな。
アレックス役のタイラー・ペリーは監督や製作側としてキャリアを積んだ人で、
俳優としては、特に日本では馴染みが無い。
そう言う人を主役に据えるチャレンジであったのかもしれないけど、
映画そのものをヒットさせたかったんだったら、
やっぱり主演俳優は有名どころでなくちゃだね。
ラストの展開としてはシリーズもの的な風でもあるんだけど、
シリーズ化出来るレベルかどうかは厳しいかな。
久々のエドワード・バーンズはまだまだイケメンだった。
連続猟奇殺人事件はミステリー好きには御馳走です。
冒頭、本来の事件とは関係無い事件で派手な追っかけっこの逮捕劇。
まぁ、ありがちだね。
そっから次は、殺人犯がターゲットの女性に近づく為に
無許可の賭博格闘技試合に参戦。 これも、無くたって話は成立するんで、
こっちもサービスのアクションショット。
つまりはエンターテインメントって事だね。
雰囲気からして、アメコミが原作なのかなと思った。
そうではなくて、刑事もののシリーズ小説らしい。 まぁ、似たようなもんか。
同じキャラクターを以前モーガン・フリーマン主演で映画化してるとか。
タイトルは覚えてたけど、話の内容は忘れちゃったなぁ。
主人公のアレックス・クロスという刑事が優等生的なのがあんまりカワイク無い。
正義を振りかざして、なんかエラそう。
主人公としての魅力に欠ける。 俳優の責任では無いだろうけど。
ギャングのボスである伯父(だったかな)の殺人事件の罪を被って
10代の女の子が服役してる。
アレックスは彼女を説得して助けてあげたいと思っているんだけど、
いざ本番の事件になって、ボスの協力が必要になったら、
そのボスがかつての殺人事件の主犯であるという証拠の銃を
警察の証拠保管室から盗み出し、情報の対価にそれを差し出す。
おっと、あの女の子はどうなったんだ? 見殺しか。
なんかね、その辺の整合性が取れてない。 困ったね。
「LOST」のイケメン、マシュー・フォックスが殺人鬼を演じている。
頭を坊主にして身体を徹底的に絞り、
ハード系の衣装でネオナチ的な風貌にまとめあげてるんだけど、
顔立ち、とくに目元が優しすぎるんだよなぁ、この人。
残忍さとか狂気ってのには物足りなさを感じた。
いっそ、眉を剃り落とすとかしたらどうなんだろう。
事件は自らの横領の罪を隠そうとした富豪の自作自演。
ジャン・レノが演じていて、それも映画の売りのひとつだった筈なんだけど、
特別出演のちょい役ですよって感じがあからさまで良く無い。
気楽に見れるアクション映画としては良かったんだろうけど、
あちこちで作りの甘さがあった。
猟奇殺人としては、レイティングに配慮してか、
痛さ、怖さが見えるような描き方では無かった。
そこを物足りないと見る向きもあるだろうけど、個人的にはありがたかったかな。
殺人鬼の仕事を邪魔したとして恨みを買ったアレックスは 妻を殺されてしまう。
それはかなりなエピソードの筈なんだけど、映画的には描き方の比重が軽い。
チームメイトの女性刑事も殺される。
彼女はアレックスの相棒の刑事と付き合ってた。
中心となる二人の刑事がそれぞれのパートナーを殺されちゃった訳で、
その辺りの心理面と事件解決とのバランスの取り方がマズい。
ホントに、もうちょっとしっかりした作りを目指してくれていればと思ってしまう。
予算が足りなかったのかな。
アレックス役のタイラー・ペリーは監督や製作側としてキャリアを積んだ人で、
俳優としては、特に日本では馴染みが無い。
そう言う人を主役に据えるチャレンジであったのかもしれないけど、
映画そのものをヒットさせたかったんだったら、
やっぱり主演俳優は有名どころでなくちゃだね。
ラストの展開としてはシリーズもの的な風でもあるんだけど、
シリーズ化出来るレベルかどうかは厳しいかな。
久々のエドワード・バーンズはまだまだイケメンだった。
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