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マンガ家Mの日常
2020年ヴェネツィア映画祭、金獅子賞受賞、
第93回アカデミー賞、作品賞、監督賞、主演女優賞受賞、
第78回ゴールデングローブ賞、映画作品賞、監督賞受賞、等々
主要な映画賞からインディペンデント系の映画賞まで、総なめにした話題作。
フランシス・マクドーマンドが主演と製作を務めた。


雪深いネバダ州エンパイアで暮らしていたファーン。
唯一の産業だった工場が閉鎖して、町は消滅。
1年前、夫を病で亡くしてからもずっと自宅に残っていたが、
仕事を求めて、古びたバンで町を出た。
アマゾンの短期バイトが終わると、また別の仕事を求めて旅に出る。
バンで寝泊まりし、移動する、現代の遊牧民(ノマド)のような生活。

行く先々で、同じようなノマド生活を続ける人達に出会い、交流する。
時には援助を受け、時には手助けをする、互助の精神に支えられる。

バンの修理費用が必要になり、姉と連絡を取る。
自由奔放な生活を続けるファーンを批判がましい目で見るが、
姉はお金を貸し、自分達夫婦の家に住むよう勧める。

旅先で出会った男性デイヴがファーンに好意を寄せる。
デイヴはノマド生活に見切りを付け、息子夫婦と孫がいる家に住み始める。
感謝祭の食卓にファーンを招待し、このまま住むよう勧める。
ファーンは暫く滞在するが、まだ踏ん切りがつかない。

ノマド生活をしていた老女がなくなり、追悼の集会に参加する。

ファーンは、思い出を大切にという父親の言葉を胸に生きていたが、
夫の思い出を抱え過ぎていた自分に気づき、
エンパイアに戻って遺品を全て整理し、再びバンで旅立つ。


感想は後日。

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