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マンガ家Mの日常
そう。
年末年始に観た映画の感想を書こうとしつつ、何本か置き去りになっていて、
そのうちの1作。
ああ、もうだいぶストーリーの記憶が曖昧になってきた。
見返す気力は無いので、ネット検索して、ストーリーを確認。


資産家令嬢スーザンは、両親の反対を押し切って、
小説家志望の青年エドワードを結婚するが、
いつまでたっても目が出ないのに嫌気がさして離婚。
イケメンの実業家ハットンと再婚するが、夫婦仲はすぐに冷える。

離婚から20年近く経って、エドワードから小説の原稿が送られて来る。
「ノクターナル・アニマルズ(夜の獣たち)」と題されたサスペンス。
両親と娘が夜のドライブ中、粗暴な男たちに車を停められる。
妻と娘が連れ去られ、夫トニーは警察に救助を求める。
末期癌に侵された保安官ボビーが、命がけで捜索にあたるが、
2人は痛いで発見された。
トニーとボビーは犯人の男達を探し当て、逮捕を試みる中で射殺。
トニーとボビーもそれぞれ命を落とす。

衝撃的な小説に心を動かされたスーザンは、
エドワードの求めに応じて、指定されたレストランで待つが、
いつまで待ってもエドワードは現れない。


原作小説に基づいた、アメリカの現代文学らしい作品。

何も解決せず、誰も幸せにならないので、個人的には少し不満が残る。
ホント、単純に、
自分を捨てた元妻に、今の自分の有能さを見せつけて、惹かれさせて捨て返す、
っていう解釈で良いのかな。

でも、そこに至るまでに20年もかかって1作書き上げたってだけじゃ、
やっぱり、あんまり才能あったとは言えないんじゃ無いかな。

資産家令嬢で美女のスーザンでも、プライドが邪魔すると不幸になる?

よくわからないけど、
頑張れ、スーザン!


正直、観てから半年も過ぎると、詳細はあやふや。
ネット検索で他の方のブログを見て、やっと色々思い出す。

あちこちに散りばめられた比喩を楽しむ作品なのかな。

個人的には、「わらの犬」を思い出した。
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