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マンガ家Mの日常
カルト人気的なデンマークの映画監督、
ニコラス・ウィンディング・レフンの意欲作。
とは言え、この監督について全く予備知識無し。
ライアン・ゴズリング主演の「ドライヴ」の監督で一躍有名になったらしい。
「ドライヴ」は録画したまま、まだ見ていなかった。
Wikiによると、レフン監督には色彩の中間色が見えづらいと言う色覚障害があって、
それで色彩のコントラストが強調された映像になるとか。

今作は話題になって、新聞等でも紹介されていたので、興味が湧いた。
主演は注目株のエル・ファニング。


ファッションモデルを志して田舎町から出て来た美少女が
類い稀な美貌を認められて一気にスターになるが、美貌ゆえに傲慢になり、
年長のモデル達の嫉妬に絡め取られる。


...って、
見たのが大分前だった事もあって、細かいストーリーは覚えていない。
ネットで他の方のブログとかを見てるうちに、少しずつ思い出した。

でも、よくわからない展開だった。

生まれながらの美貌を持つ若いモデルが、
整形を重ねて何とかやってる年長のモデル達に嫉妬される話。
ストーリーらしいものはあまり無い。

要するに、この監督の作品というのは、暗喩に満ちた観念的映像作品で、
ストーリー展開どうこうといったタイプでは無いらしい。
そうだったのか。
これは、慣れが必要だね。

好みもあると思うけど、エル・ファニングって、そこまで美少女とも思えない。
その時点で話に入って行けない。

冒頭の写真撮影シーンは、バルテュスの絵画が連想させられる。
でも、ロリコンがテーマの映画って訳でもないのよね。

ヒロインのBFだけがまともな意見を述べる。
逆に、それが取って付けたような感じで、儚い。
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