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マンガ家Mの日常
2017年に公開された「エジソンズ・ゲーム」では
タイトル通りエジソンを主役に据えて、当時の電流戦争が描かれた。
今作は遅れる事3年後の2020年公開で、
こちらもタイトル通りテスラが主役。
両方の側から描かれた2作を比べても、内容に大きな違いはない。
となると、インパクトの点で後発が不利で、
結果は興行収入にも如実に表れている。
ただ、今作は監督のマイケル・アルメイダが1980年代に既に脚本を仕上げ、
映画化の企画が進行していたにも関わらず、製作に至らなかった経緯があり、
アルメイダ監督としては、おそらく、
実現した喜びと、機を逸した悔しさとが交錯するのではなかろうか。


何故かエジソンがスマホを操作するシーンがあったり、
テスラの地球規模、宇宙規模の様々な研究や発明に関するシーンがあったりして、
彼らの発明が現代社会を築いたのだと、改めて知らしめている。


「エジソンズ・ゲーム」では、
エジソン/ベネディクト・カンバーバッチ、テスラ/ニコラス・ホルト。
今作では、エジソン/カイル・マクラクラン、テスラ/イーサン・ホーク
という配役で、
顔立ちの点でエジソンはカイル・マクラクランの方が似ている。
テスラはニコラス・ホルトの方がイメージに近いような。
共通するのは、どちらも、何故か主役が暗い。
「エジソンズ・ゲーム」ではエジソンが暗くて、テスラが明るい。
今作ではエジソンが明るくて、テスラが暗い。

ちょっとイケメンのテスラはそれなりにモテていたようで、
今作では、大富豪J・P・モルガンの令嬢アンや、
女優のサラ・ベルナールとのロマンスにも触れられている。

アン役はイヴ・ヒューソン。
何を隠そう、U2のBONOの娘。
ミステリアスな美貌で、この10年余り映画に出演を果たしているけど、
今作ではやや表情が硬い感じがして、
名優イーサン・ホークと並んでの演技では、かなり分が悪い。
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