アメリカ大統領選映画、こっちは完全にフィクション。
良心的なハートウォーミング・ストーリー。
2000年のブッシュ対ゴアの集計問題をネタに作られた話。
ニューメキシコのど田舎に住むバドと娘のモリー(10歳くらい)。
酒飲みのダメオヤジを真面目で賢い娘が引っ張ってなんとか生活してる。
大統領選の投票日となって、小学校ではレポートも書かされる。
モリーはバドをちゃんと投票させて、
それに付き添ってレポートを書くつもりだったが、
工場をクビになって酒場で飲んだくれたバドはトラックの中で寝込んでしまい
投票所に行きそびれる。
父親の無責任な態度に日々怒りを募らせていたモリーは、
選挙管理人が居眠りしたスキをついて、バドの代わりに投票しようとする。
しかし、機械のトラブルで、無効票になってしまう。
その後開票されると、まれに見る接近戦となり、
最後に残ったニューメキシコ州の得票結果で次期大統領が決まる事に。
そして、バド達の暮らす小さな町の集計が両候補同票の状態で中断された。
無効票扱いになっているバドの票は10日以内に再投票する権利が有り、
なんと、バドの最後の1票で大統領が決まる!
そこから両陣営が大統領の座を賭けて、必死にバドに取り入ろうとする。
なりふり構っていられない。
そうこうするうちに、バドが地元TV局のインタビューで
何の気無しに言った事にまで過剰反応して、
バドに合わせようと、両陣営とも信条と全く逆の事まで言い出す始末。
...参謀達の作戦に従っての事だったが、両候補はさすがに疑問を感じ始める。
状況をただノラクラと楽しんでいたバドだったが、
娘のモリーの心情に触れて反省し、投票に真摯な態度で向かう事にする。
アメリカ映画ではいつもの事だけど、
まぁー、とにかく子役が上手い!
モリー役のマデリン・キャロルの表情の作り方は絶品。
以前にも少し書いたと思うが、日本の最近の子役は自分アピールが強くなって
カワイコぶりとかが ちょっと鼻につくようになって来た。
それに対して、ある意味、アメリカの子役はプロ中のプロで、
そんなスキは画面上では見せない。
ダメオヤジのバドはケヴィン・コスナー。
まだちょっとカッコ良さを捨てきれていない感じがするが、
笑い方なんかは、スゴく良い人そう。
ケヴィン・コスナーはカッコ良くても、NYに置くとダサく見える。
微妙なとこだな。
こういう大自然の土地の方が似合うんだろう。
参謀達はあの手この手だけど、それも、自分が信頼して選んだ候補に
大統領になってもらいたいからで、
映画全般、本気で利己的な腹黒い人物は出て来ない。
現実はそうはいかないとわかってるけど、
シンプルに、こうあって欲しいと思わされる。
普段、大都会東京でガツガツと働いて生活していると、
こういうアメリカのど田舎の暮らしに かえって現実味を感じ難い。
ホントにこんな風にノンビリした中で生きていけるんだろうか。
...何か目標を持って、向上しようとすると、
こういうノンビリ感は捨てなければならないだろう。
ジレンマを覚える。
良心的なハートウォーミング・ストーリー。
2000年のブッシュ対ゴアの集計問題をネタに作られた話。
ニューメキシコのど田舎に住むバドと娘のモリー(10歳くらい)。
酒飲みのダメオヤジを真面目で賢い娘が引っ張ってなんとか生活してる。
大統領選の投票日となって、小学校ではレポートも書かされる。
モリーはバドをちゃんと投票させて、
それに付き添ってレポートを書くつもりだったが、
工場をクビになって酒場で飲んだくれたバドはトラックの中で寝込んでしまい
投票所に行きそびれる。
父親の無責任な態度に日々怒りを募らせていたモリーは、
選挙管理人が居眠りしたスキをついて、バドの代わりに投票しようとする。
しかし、機械のトラブルで、無効票になってしまう。
その後開票されると、まれに見る接近戦となり、
最後に残ったニューメキシコ州の得票結果で次期大統領が決まる事に。
そして、バド達の暮らす小さな町の集計が両候補同票の状態で中断された。
無効票扱いになっているバドの票は10日以内に再投票する権利が有り、
なんと、バドの最後の1票で大統領が決まる!
そこから両陣営が大統領の座を賭けて、必死にバドに取り入ろうとする。
なりふり構っていられない。
そうこうするうちに、バドが地元TV局のインタビューで
何の気無しに言った事にまで過剰反応して、
バドに合わせようと、両陣営とも信条と全く逆の事まで言い出す始末。
...参謀達の作戦に従っての事だったが、両候補はさすがに疑問を感じ始める。
状況をただノラクラと楽しんでいたバドだったが、
娘のモリーの心情に触れて反省し、投票に真摯な態度で向かう事にする。
アメリカ映画ではいつもの事だけど、
まぁー、とにかく子役が上手い!
モリー役のマデリン・キャロルの表情の作り方は絶品。
以前にも少し書いたと思うが、日本の最近の子役は自分アピールが強くなって
カワイコぶりとかが ちょっと鼻につくようになって来た。
それに対して、ある意味、アメリカの子役はプロ中のプロで、
そんなスキは画面上では見せない。
ダメオヤジのバドはケヴィン・コスナー。
まだちょっとカッコ良さを捨てきれていない感じがするが、
笑い方なんかは、スゴく良い人そう。
ケヴィン・コスナーはカッコ良くても、NYに置くとダサく見える。
微妙なとこだな。
こういう大自然の土地の方が似合うんだろう。
参謀達はあの手この手だけど、それも、自分が信頼して選んだ候補に
大統領になってもらいたいからで、
映画全般、本気で利己的な腹黒い人物は出て来ない。
現実はそうはいかないとわかってるけど、
シンプルに、こうあって欲しいと思わされる。
普段、大都会東京でガツガツと働いて生活していると、
こういうアメリカのど田舎の暮らしに かえって現実味を感じ難い。
ホントにこんな風にノンビリした中で生きていけるんだろうか。
...何か目標を持って、向上しようとすると、
こういうノンビリ感は捨てなければならないだろう。
ジレンマを覚える。
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