ジェーン・バーキン主演の恋愛映画。
監督は当時のパートナーのセルジュ・ゲンズブール。
クラスキーとパドヴァンは産業廃棄物運搬処理の仕事で転々としている。
立ち寄ったカフェバーで、クラスキーはバーテンをナンパしようと声をかけるが、
振り向くと、ショートヘアでスレンダーな女性ジョニーだった。
ジョニーは若くてイケメンのクラスキーに一目惚れして夢中になるが、
実は、クラスキーとパドヴァンはゲイカップルだった。
魅力的なジョニーに惹かれてクラスキーはデートを重ねるが、
本質的にゲイなので、ジョニーの身体を受け付けない。
ジョニーは自分を男性として扱うよう求めて性行為するが、正直痛くてたまらない。
パドヴァンはゲイを毛嫌いする若い男性達にボコられる。
クラスキーとの仲も不安定になり、
嫉妬に狂ったパドヴァンはジョニーを窒息死させようとする。
危ういところでクラスキーが現れ、ジョニーは助かるが、
クラスキーが真のパートナーとして選んだのはパドヴァンだった。
2人はジョニーを置いて町を去る。
「ジュ・テーム(愛してる)」
「モワ・ノン・プリュ(自分は全然そうじゃない)」
1976年の作品。
今からほぼ半世紀前。
元はゲンズブールが不倫関係にあったブリジット・バルドーの為に書いた歌で、
かなり強烈なエロティックな内容だったらしい。
その後、ゲンズブールはジェーン・バーキンと付き合うようになって、
2人のデュエットで発表されたとある。
映画のストーリーは歌とは別物なのかな。
何れにしても、歌同様、映画もかなりの問題作。
当時のフランスで、同性愛カップルがどう見られていたのかはわからないけど、
クラスキーがポーランド人、パドヴァンがイタリア人という設定で、
フランス人男性ではなかったところに、批判を避ける意図が見えるような。
とは言え、
直後に大作「1900年」の主演を控えたジェラール・ドパルデューが
ゲイの青年として登場するあたり、やはり色々勝負をかけてたんだろうな。
ジェーン・バーキンが一糸纒わぬ姿で性行為のシーンを演じている。
単純に考えると、
自分のパートナーにそこまで演じさせたいか、とも思うけど、
互いに信頼出来るパートナーで、作品に対する信念を共有出来たからこそ、
撮影に取り組めたのだろう。
何にせよ、これが半世紀前の作品というのが衝撃。
むしろ、70年代のヒッピーカルチャーの時代だったから実現したのかな。
時代は進行しているようでいて、後退もしている。
監督は当時のパートナーのセルジュ・ゲンズブール。
クラスキーとパドヴァンは産業廃棄物運搬処理の仕事で転々としている。
立ち寄ったカフェバーで、クラスキーはバーテンをナンパしようと声をかけるが、
振り向くと、ショートヘアでスレンダーな女性ジョニーだった。
ジョニーは若くてイケメンのクラスキーに一目惚れして夢中になるが、
実は、クラスキーとパドヴァンはゲイカップルだった。
魅力的なジョニーに惹かれてクラスキーはデートを重ねるが、
本質的にゲイなので、ジョニーの身体を受け付けない。
ジョニーは自分を男性として扱うよう求めて性行為するが、正直痛くてたまらない。
パドヴァンはゲイを毛嫌いする若い男性達にボコられる。
クラスキーとの仲も不安定になり、
嫉妬に狂ったパドヴァンはジョニーを窒息死させようとする。
危ういところでクラスキーが現れ、ジョニーは助かるが、
クラスキーが真のパートナーとして選んだのはパドヴァンだった。
2人はジョニーを置いて町を去る。
「ジュ・テーム(愛してる)」
「モワ・ノン・プリュ(自分は全然そうじゃない)」
1976年の作品。
今からほぼ半世紀前。
元はゲンズブールが不倫関係にあったブリジット・バルドーの為に書いた歌で、
かなり強烈なエロティックな内容だったらしい。
その後、ゲンズブールはジェーン・バーキンと付き合うようになって、
2人のデュエットで発表されたとある。
映画のストーリーは歌とは別物なのかな。
何れにしても、歌同様、映画もかなりの問題作。
当時のフランスで、同性愛カップルがどう見られていたのかはわからないけど、
クラスキーがポーランド人、パドヴァンがイタリア人という設定で、
フランス人男性ではなかったところに、批判を避ける意図が見えるような。
とは言え、
直後に大作「1900年」の主演を控えたジェラール・ドパルデューが
ゲイの青年として登場するあたり、やはり色々勝負をかけてたんだろうな。
ジェーン・バーキンが一糸纒わぬ姿で性行為のシーンを演じている。
単純に考えると、
自分のパートナーにそこまで演じさせたいか、とも思うけど、
互いに信頼出来るパートナーで、作品に対する信念を共有出来たからこそ、
撮影に取り組めたのだろう。
何にせよ、これが半世紀前の作品というのが衝撃。
むしろ、70年代のヒッピーカルチャーの時代だったから実現したのかな。
時代は進行しているようでいて、後退もしている。
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