先の映画がちょっと消化不良だったので、
景気付けにムードを求めてもう１本見る。
キアヌ・リーブス主演のエロチックな映画。

なんか、失敗。

いい歳したおっさんがダラダラ暮らしてるだけ。

キアヌ自身、ホームレスと見紛う格好で路上に座り込んで
ダラダラ過ごしてたりするらしいから、
本人的には納得の作品なのかもしれないけど？

「スピード」「マトリックス」等で大スターとなったものの、
おそらくそれらは作られたイメージだから、
本人的には、何かが違うという思いをずっと抱えてたんだろう。
でも、イケメン・アクションヒーローのイメージがつきまとうし、
表情が硬くて演技の幅も広がらない。

俳優として一皮むけるにはもっと時間が必要なのかな。
ジョン・トラボルタやミッキー・ロークの例もあるしね。
明るいおバカコメディとかで一度思いっきり弾けてみてはどうだろう？

一緒にいる女性二人との関係性や生活の基盤等が知らされないまま話が進行して、
ラストで、二人はストリッパー兼コールガールで、
キアヌ演じるジョンは彼女達を送り迎えする運転手だったと分かる。
映画の途中で、ジョンが紙の束を渡していた相手の男が元締めと思われる。
仕事が終わった後、３人で車中の気まずさを払拭する為に、
バーで飲んで騒いだりするのかな。

よっぽどのキアヌ・マニアでない限り、今作の鑑賞はお勧めしません。