ロマン・ポランスキー監督のサスペンス。
久しぶりに王道の映画を見たような気がする。
全ての面でバランスが良い。
...こうもすっきりと完成度が高いと、コメントのしようが無くて困る。
ユアン・マクレガー演じるゴーストライターが
前英国首相アダム・ラングの自叙伝のリライトを任される。
ところが、その自叙伝には思いがけない秘密が隠されていた。
今回はネタバレは止めましょうね。
ユアン・マクレガーがやっぱり良い。
近年のアメリカ映画の俳優達のオーバーアクトぶりに辟易とさせられるからか、
程よい抑制からよりスムーズに複雑な心情が伝わって来る。
ユアン・マクレガーはもっと高く評価されるべき俳優である。
脚本も過不足無くてスマート。
そして、何と言っても画面作りが良い。映画のお手本のよう。
専門家ではないので ここですぐには解説しきれないんだけど、
画面の前景、中景、後景の組み方が良いんだろうか。
非常に繊細に、緻密に構成されている。
BGMもクラシカルでわかり易い。
40年代以降の優れたハリウッド映画の粋が見事に凝縮されている。
ひとつだけネタバラシさせて。
エンドロールでキャストの名前を見て初めて気付いた。
ユアン・マクレガーの役名が「ゴーストライター」となっている。
ざっと映画を見返してみると、確かに名前が出て来ていない。
原作等でどうなってるかわからないんだけど、
これもなんとなくヒチコックの「レベッカ」へのオマージュみたいだね。
映画の本筋とはなんにも関係無いけど、
TVニュース画面の中にチラッと出て来たコンドリーザ・ライス元国務長官の
そっくりさんぶりにはちょっと笑えた。
久しぶりに王道の映画を見たような気がする。
全ての面でバランスが良い。
...こうもすっきりと完成度が高いと、コメントのしようが無くて困る。
ユアン・マクレガー演じるゴーストライターが
前英国首相アダム・ラングの自叙伝のリライトを任される。
ところが、その自叙伝には思いがけない秘密が隠されていた。
今回はネタバレは止めましょうね。
ユアン・マクレガーがやっぱり良い。
近年のアメリカ映画の俳優達のオーバーアクトぶりに辟易とさせられるからか、
程よい抑制からよりスムーズに複雑な心情が伝わって来る。
ユアン・マクレガーはもっと高く評価されるべき俳優である。
脚本も過不足無くてスマート。
そして、何と言っても画面作りが良い。映画のお手本のよう。
専門家ではないので ここですぐには解説しきれないんだけど、
画面の前景、中景、後景の組み方が良いんだろうか。
非常に繊細に、緻密に構成されている。
BGMもクラシカルでわかり易い。
40年代以降の優れたハリウッド映画の粋が見事に凝縮されている。
ひとつだけネタバラシさせて。
エンドロールでキャストの名前を見て初めて気付いた。
ユアン・マクレガーの役名が「ゴーストライター」となっている。
ざっと映画を見返してみると、確かに名前が出て来ていない。
原作等でどうなってるかわからないんだけど、
これもなんとなくヒチコックの「レベッカ」へのオマージュみたいだね。
映画の本筋とはなんにも関係無いけど、
TVニュース画面の中にチラッと出て来たコンドリーザ・ライス元国務長官の
そっくりさんぶりにはちょっと笑えた。
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