忍者ブログ
マンガ家Mの日常
ネタバレ注意



アメリカのドラマだと、だいたい1話45分枠なんだけど、
北欧のは1時間前後あって、やや長い。
で、事件性の割に話が長くてゆっくり進むので、ちょっと焦れったい。
今作については、しっかりした原作があって、
最終的なドラマの余韻を見ると、まあこの長さで良かったのかなぁとも思う。

子世代のヴェラが、親世代の人間関係を紐解いて行く展開で、
過去の様子が結構長く描かれると、ちょっと時間軸や人物相関図に混乱する。
20年の時を経て、同じ俳優が同じ人物を演じているのだけど、
特殊メイクがなかなかよく出来ていて、不自然さが無い。

ハラルドが妹のマグダレナを溺愛していたわけで、
それがどの程度なのかはドラマの中ではわからない。
エッべとの結婚は承諾しているのだから、
やや不良系イケメンだったトミーが気に食わなかったって事かな。
ビリー失踪とされた後、ハラルドは仲間の手を借りてトミーを拉致監禁。
台に縛り付けて、ビリーの居場所を言わせようと電気ショック拷問。
こいつ、ナチスか⁉︎

「EXIT」のシーモン・J・ベリエルが、正義感の強い警察署長役で出演。
今回は悪役じゃないんだ。
最初、チラッとしか出なかったけど、4話目ではほぼ主役。
同じ俳優があちこちに出演しているというのは、人気の証拠でもあるけど、
やはりスウェーデンの映画ドラマ業界があまり大きくないからでもあるような。
ハラルド役のトーケル・ペターソンも同様。

ヴェラは仕事や自分の都合優先で、レオンを蔑ろにしがち。
電話でレオンはヴェラに別れを告げて、ヴェラも承諾するけど、
どちらからも電話を切れないで、ちょっとの間があって、
また「愛してる」で復縁。
このシーンはちょっといい感じ。
ヴェラとレオンの恋愛模様をもう少し見せてくれても良かったように思うけど、
事件の本筋から外れるから、抑えたのかな。

まあまあ満足のドラマでした。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック