「最強のふたり」でスターダムに駆け上ったオマール・シー主演作。
サミュエルは南仏の海岸で観光用ボートの運転をしながら、
パーティ三昧で気ままに楽しく暮らしていたが、
昨年一夜を過ごしたクリスティンが突然現れ、
3ヶ月の赤ん坊グロリアを押し付けて立ち去る。
サミュエルは仕事を放り出して、グロリアを抱いて
慌ててロンドンまでクリスティンを探しに行くが、
仕事先と思われたパブを既に辞めており、見つからず仕舞い。
地下鉄構内でサミュエルの類い稀な運動神経に注目した映画関係者ベルニーが
サミュエルを映画のスタントマンとして雇う。
無事職を得たサミュエルは収入にも恵まれ、
グロリアを大事に育て、ロンドンでの生活を続ける。
英語が苦手なサミュエルの為に、グロリアは通訳の役目も担っている。
サミュエルはグロリアを気遣い、
母親は政府の諜報員として海外を飛び回っている事にして、
グロリアからのメールの返事も書いていた。
ある日、Facebookからクリスティン宛に送ったメールが次々と既読になり、
明日会おうとの返信が来る。
出産当日、精神的にも不安定だったクリスティンは、
子育てから逃げ出してしまったが、8年の月日を経て、
NYで新しいパートナーにも巡り会い、今は落ち着いた生活をしている。
グロリアを引き取りたいと申し出る。
当然サミュエルは猛反発し、クリスティンは裁判で親権を争うが、
サミュエルが勝訴する。
ところが、DNA検査で、サミュエルは父親ではないと判明し、
改めてクリスティンが親権を得て、グロリアをNYに連れて行く事になる。
グロリアは渡航直前で逃げ出し、サミュエルとの生活を選ぶ。
グロリアは不治の病に冒されており、数ヶ月後他界する。
何というか、
悪人がいない話なので、スッキリと見られるが、
全体的に何もかもが生温い。
不治の病で余命数ヶ月と宣告された子供の為に、
父親が何でもしてやって可愛がり放題という設定は目新しさが全く無いし、
果たして、この話にそうした設定が必要だったかどうかが疑問。
仕事や生活環境、子育て、等々、
あらゆる事が上手く運んで、綺麗事で描かれていて、引っかかりどころが無い。
緩いファミリー向け映画なのか。
だったら、尚の事、グロリアの病の設定は必要無い。
不治の病で余命数ヶ月の筈のグロリアだけど、元気に駆け回っている。
小学校に月に数日しか登校していないのは、
単にサミュエルがグロリアを甘やかして連れ回してるだけと見られるけど、
実は、多くの日で体調が悪くて行けなかった、と考えるのは深読みしすぎかな。
スラリとした美男のオマール・シーがスタントマンという絶好の設定ならば、
せめて、身体を完璧に仕上げて、上半身の筋肉美を披露するとか、
観客へのサービスというか、オマールをスターにする要素を盛り込んでくれたら、
まだ見所もあっただろうに。
サミュエルは南仏の海岸で観光用ボートの運転をしながら、
パーティ三昧で気ままに楽しく暮らしていたが、
昨年一夜を過ごしたクリスティンが突然現れ、
3ヶ月の赤ん坊グロリアを押し付けて立ち去る。
サミュエルは仕事を放り出して、グロリアを抱いて
慌ててロンドンまでクリスティンを探しに行くが、
仕事先と思われたパブを既に辞めており、見つからず仕舞い。
地下鉄構内でサミュエルの類い稀な運動神経に注目した映画関係者ベルニーが
サミュエルを映画のスタントマンとして雇う。
無事職を得たサミュエルは収入にも恵まれ、
グロリアを大事に育て、ロンドンでの生活を続ける。
英語が苦手なサミュエルの為に、グロリアは通訳の役目も担っている。
サミュエルはグロリアを気遣い、
母親は政府の諜報員として海外を飛び回っている事にして、
グロリアからのメールの返事も書いていた。
ある日、Facebookからクリスティン宛に送ったメールが次々と既読になり、
明日会おうとの返信が来る。
出産当日、精神的にも不安定だったクリスティンは、
子育てから逃げ出してしまったが、8年の月日を経て、
NYで新しいパートナーにも巡り会い、今は落ち着いた生活をしている。
グロリアを引き取りたいと申し出る。
当然サミュエルは猛反発し、クリスティンは裁判で親権を争うが、
サミュエルが勝訴する。
ところが、DNA検査で、サミュエルは父親ではないと判明し、
改めてクリスティンが親権を得て、グロリアをNYに連れて行く事になる。
グロリアは渡航直前で逃げ出し、サミュエルとの生活を選ぶ。
グロリアは不治の病に冒されており、数ヶ月後他界する。
何というか、
悪人がいない話なので、スッキリと見られるが、
全体的に何もかもが生温い。
不治の病で余命数ヶ月と宣告された子供の為に、
父親が何でもしてやって可愛がり放題という設定は目新しさが全く無いし、
果たして、この話にそうした設定が必要だったかどうかが疑問。
仕事や生活環境、子育て、等々、
あらゆる事が上手く運んで、綺麗事で描かれていて、引っかかりどころが無い。
緩いファミリー向け映画なのか。
だったら、尚の事、グロリアの病の設定は必要無い。
不治の病で余命数ヶ月の筈のグロリアだけど、元気に駆け回っている。
小学校に月に数日しか登校していないのは、
単にサミュエルがグロリアを甘やかして連れ回してるだけと見られるけど、
実は、多くの日で体調が悪くて行けなかった、と考えるのは深読みしすぎかな。
スラリとした美男のオマール・シーがスタントマンという絶好の設定ならば、
せめて、身体を完璧に仕上げて、上半身の筋肉美を披露するとか、
観客へのサービスというか、オマールをスターにする要素を盛り込んでくれたら、
まだ見所もあっただろうに。
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