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マンガ家Mの日常
ネットで他の人達の感想をちらっと読んだら、
映画への評価が良くなかったので、ちょっと残念な気持ちになった。

確かにね、ルーシーはケニーのような良いBFがいながら、
不在中にさっさと他にもBF作っちゃうけど、
16歳くらいって、そうやって迷いながら、失敗しながら、
反省して乗り越えてやっていくもんなんじゃないのかな。
初キス、初恋の相手とだけ人生を誓えってか? そんなにうまくいかない。
高校生で遠距離恋愛を貫き通すなんて、無理でしょ。
新しい彼、彼女を作っちゃう方が普通。

レイニーは今の結婚生活に不満を抱えて、もっと良い男に乗り換えたがってる。
自分勝手ではあるけど、娘はちゃんと育てたし、妻としても尽くして来た。
30代中盤、中年にさしかかった女性の焦りみたいなものはよく表現されていた。
レイニーは17歳の時に両親が事故で他界して、
身近なBFにすがるしか生き方を見つけられなかった。

正しい人にしか感情移入出来ず、
ルーシーやレイニーを真っ向否定してる人達って、
さぞかし立派で過ちの一つも無い人生を送っているのだろう。

この映画は、迷いや挫折の道の半ばを描いている。

長じて、料理本がベストセラーになるのなんかは、
頑張ったご褒美なんで、映画のおまけとして良いじゃない。
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