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マンガ家Mの日常
気がつけば、2月末日。
まだまだ整理出来ていない雑務が山積。


どうにもトリッキーな善男善女。
対応しきれない。


「無神経だった。」と非を認める素振りをしつつ、ジワリと攻撃を重ねて来る。
どういうこっちゃ。
親切で教えていた事を「先輩ヅラ」とされ、
自己都合で退出するとしたのを「波風立てた」とされ。
私は攻撃する時は正面から行く。非難も受ける。
でも、一見大人しそうなメルヘン少女はもっと巧みな技を使う。
無害を装って近づいて、隠し持った凶器で横合いからこっそり打って来る。
相容れないタイプ。
思いっきり距離を取っておかなければ。


メッセージから「日曜日、ご飯しない?」とのお誘い。
高い食事でなくても多分奢りだから、まぁ行っても良いのかな。
その前に、大体の時間と場所くらい知らせてよ。
場所を尋ねると「さいたま」って。遠過ぎる。
前の話の状況からしてランチだろうから、1時間かけて行くのは無理。
て言うか、1時間かけてまでして会いたいと思う相手ではないと言う事かな。
「都内に行っても良いよ。」と言うから、
「都内なら渋谷、新宿、銀座、どこでも行けるよ。」と返信。
ところが、話がまとまらないうちからいきなり話題が変わる。
「タダ券あるけど、観たい映画ある?」
いや、今は映画館より自宅で見る方が気楽かな。
知人と一緒だと気を遣って、映画に集中出来なかったりもするし。
それは言わずに、一応慌てて新聞を引っ張り出してチェックして、
タイトルを2、3提示する。
そうしたら、気に入らなかったらしく、別のタイトルを提示される。
観たい映画が決まってるんなら、最初からそれを言ってよ。
そしてまた、話がまとまらないうちに話題がズレる。
結局、何も決まっていない。
翌朝またメッセージがあって、「明日どうする?」と聞かれた。
こっちは散々答えてるじゃん!
「さいたまは遠くて無理だけど、渋谷、新宿、銀座とかなら良いよ。」と再度返信。
その後音沙汰無し。
その日の夜、またメッセージが来てたけど、全く別の話。
この人、毎回こんな感じ。何も決まらない。
返信するのも時間の無駄。



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