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マンガ家Mの日常
このところ、書店に行く回数がめっきり減ってしまった。
気になるミステリーの新刊が新聞広告に載った時だけ、慌てて書店に走って、
フラフラと店内を回るうち、帯の宣伝文句に吊られて、
お目当以外の本も何冊かまとめ買いしてしまうパターン。

定期購読する雑誌は無いので、日常的に書店に行かないと買いそびれる。

とある雑誌の昨年のバックナンバーが気になって、
その雑誌の最新号を購入して、リストをチェック。
幸い出版元にはまだ残っていると記されている。

近所のTSUTAYAに行って、取り寄せを頼んだ。

ところが、店員がPCでチェックして、
「出版元にもう在庫が無いから取り寄せ出来ない。」と言われた。

そんな筈は無い。
出たばかりの最新号にリストアップされているのだから。

念の為ネット注文も出来る筈だったか、確認してみようとは思ったけど、その前に、
もう1件、チェーンでは無い近所の個人書店に行って、取り寄せを頼んでみたら、
その場でメモって、ごく普通に受け付けてくれた。
1週間くらいで届く、との事。
店員が出版元に確認をとったかどうかは定かでは無い。
でも、翌日になっても、在庫が無いといったような電話連絡は来ないから、
取り寄せの申し込みは普通に進んでいるのだと思える。


思うに、
TSUTAYAのような大型のチェーン店では、独自の在庫管理があって、
そこに無ければ、わざわざ出版元に連絡を取ってまでして取り寄せはしない、
という事ではなかろうか。
システマチックになった大型店の弊害。
希望のバックナンバーは1年半程前のものなので、
もしかしたらTSUTAYAでは、1年間程度でバックナンバーは処分するのかも。

書店でも、レコード店でも、
昔のお店は、店員さんがダイレクトに対応してくれて、
希望の本屋CDを探すのを手伝ってくれたりしてた。
買いたい側と売りたい側の、本やレコードに対する情熱が文化を支えていた。
そういう熱量はネットの上で保たれているのだろうか。


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