日本に帰って来ると、ホント街中で太った人を見かけない。
この猛暑に　痩せ過ぎで大丈夫かなぁって人は　沢山見るけど。

帰国当日　オンタリオ空港で搭乗手続きを待っていた時、
前の白人青年がやたらと時間をくってた。
そうしたらば　おもむろにスーツケースを開けて
中の衣類やら何やらを取り分け始めた。
そこへ手続きカウンターの女性スタッフが段ボール箱を持って現れた。
どうやらスーツケースが重量オーバーで、
箱の方に中身を少し移してしのぐらしい。

チェックインする荷物の重量に関しては　規則が厳しい。
まぁ、それは当然。

だけど、機内に入ってふと考える。
座席のランクが同等である限り、
体重５０kgの日本女性も、体重１２０kgの白人男性も、
航空券の代金は同じ。
これって、ホントは不公平じゃない？

体重５０kgの人の荷物が１０kgオーバーしてたら　
いくらかだかの超過料金を取られる。
でも、その飛行機に乗せる重量としては
体重１２０kgの人に遥かに及ばない。
飛行機の燃料使用量だって少ない筈。
だのに合計の料金高くなるって、なんか損だな。

航空券の代金も　運搬総重量比例制とかにならんかしら。

こういう事を書くと、身体の大きい人に対しての差別だとかって
クレームが来そうなんだけど、
そうじゃなくて　あくまで数字の合理性でね。