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マンガ家Mの日常
「見るハラ」という言葉が最近出て来ているらしい。
10秒以上凝視すると「見るハラ」になるんだって、例えば女の子の胸元とか。

まぁ、そりゃ、変な目つきでジロジロ見られたら気持ち悪い。

一方で「見られたくないのだったら、露出過多の服は着ないで。」
という言い分も分かる。

これに対しては、
「自分が可愛いと思って着てるだけ。」という反論。
他人に見せる為にその服をチョイスしたわけではない、と。

でも、この反論には落ち度がある。

自宅の中であればどういう服を着ようが着まいが本人の自由だけど、
外出の際の服にはTPOが求められる。
他人に対する気遣い。
赤の他人であっても、
その場にいる人達が不快に思うような服を着るのはマナー違反。
また、服にはそれぞれ「メッセージ性」があって、
「異性にアピールする」類のものもある。
そうした事を全て無視するわけにはいかない。
あるアメリカの有名女性芸能人が、
「露出の多い服を着ていても、それは私の身体に触って良いという事ではない。」
と語っていて、確かに、触るまではダメだと思う。

少し前、日本でも映画撮影時のセクシーなシーンや裸体に関して、
一定のコンプライアンスに基づいた対策がなされるよう主張がなされた。
その事自体は当然と思う。
しかし、その主張の中心となっていた、とあるモデル兼女優の方が、
自身のインスタでは、裸に見えるような大胆な水着姿を披露していた。
そりゃ確かに、自分の意志でやるのは良いのだろうけど。
何だか、裸を売りにしたいのか何なのか、よく分からなくなった。

「見るハラ」に対して、
見せられたくないと思う「見せハラ」という言葉も出来たそうだ。
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