水曜日の深夜「グレイズ・アナトミー」の放送があるので、
予約録画していて、翌朝、朝食を摂りながら見る。

現在第１８シーズンの放送で、第１９シーズンの製作も決定しているとか。

メレディスを演じるエレン・ポンピオも既に５２歳。
メレディスの指導医だったベイリーは
役柄上そろそろ引退なのではないかと思うのだけど、まだまだ健在。
俳優さん自身は、なんとエレン・ポンピオと同い年なのね。

レギュラーの登場人物は皆それなりの年齢になり、
その殆どが結婚し、子供を持っている。
メレディスは養女を含め、３人の子持ち。
上が１０歳くらいで、下は５歳くらいかな。

でも...。
TVドラマだから仕方ないんだけど、
仕事と恋愛に夢中で、自宅に殆どいやしない。
子供達の面倒は、同居している異父妹マギーが見ている。
マギーだって、最近結婚したし、医師としても多忙な筈なのに。
まぁ、アメリカだから、シッターさんとかも気軽に雇えるんだろうけど。

誰か大人がいてくれるとは言っても、
父親のデレクは数年前に亡くなっているし、
母親が身近にいないというのは、子供達にとってどうなんだろう？

子供達は皆、素直でお利口で、失敗や喧嘩の一つもしない。
家の中も見事に片付いている。
TVドラマだから...。


メレディスを見ながら、自分の母親を思い起こす。
ほぼ毎日、仕事が終わったら、夕食の買い物をして、
６時半頃には帰宅していた。
夕食が終わり、しばらくTVを見たりしながらも、
疲れて横になると、そのまま寝たりしてしまっていた。
日曜日も似たような感じ。
成長期の子供達と過ごす時間など殆ど無い。
合間合間に読書はしていたけれど、それ以上に趣味の時間など持てない。
優秀だったので、仕事で上を目指そうと思えば可能だっただろうけど、
家庭があるとそうはいかない。


国も時代も違うけど、
TVドラマと現実の差の広さに毎週軽い虚しさを覚える。