ネタバレ注意
香港を舞台にした英国のサスペンスドラマのミニシリーズ。
ロンドンの大学教授ジョナの妻メーガンは香港で不動産業に就いており、
ロンドンと香港で半々の生活をしている。
ジョナの元に、メーガンが香港で交通事故死したとの知らせが入る。
しかし、直前にメーガンからジョナに送られたボイスメッセージには、
事故直後に一発の銃声が聞こえていた。
ジョナは香港に向かうと、事情を聞きに行った警察で、
メーガンの夫だという男デヴィッドと、その娘ラウに出会う。
メーガンはロンドンと香港で二重生活をしていたのだった。
ジョナはメーガンの死の真相を確かめようとするが、
香港警察の内部には汚職警官がいて、メーガンの遺体は無断で火葬されてしまう。
折りしも香港では次期行政長官の選挙が始まろうとしていた。
最有力候補のゾウは元マフィアの大ボスで、現在は大物実業家。
ジョナがメーガンの携帯に残っていた事故時の画像を調べると、
メーガンの車に衝突した大型車の運転手カイ・ファンがゾウの息子だとわかる。
デヴィッドは当初ジョナの関与を拒否していたが、
新聞記者コーエンと共に、次第に協力態勢が進む。
ラウは弁護士から連絡を受け、メーガンからの莫大な遺産を受け取る。
ジョナが調べを進めると、そのお金の出所はゾウのダミー会社だった。
メーガンは20年前、ゾウにレイプされ、ラウを産んだ。
ゾウもデヴィッドもラウがゾウの娘だとは知らなかったが、
レイプ事件を利用して、行政長官当選が確実視されるゾウを操りたい
英国外務省の人間達がメーガンに接触。
ゾウに脅しをかけるようメーガンにやらせた。
メーガンはラウを連れてアメリカへ逃亡する準備をしていたが、
その前に殺されてしまった。
行き詰まったゾウは自殺する。
しかし、ゾウを背後で操っていたのは、部下のレイチェルだった。
レイチェルはコーエンの元妻で親権争いの渦中にあった。
ジョナがロンドンにいる妹に頼んでメーガンの持ち物を調べると、
USBメモリーが見つかり、
メーガンがゾウにレイプ事件もみ消しを持ちかける画像が残っていた。
全ての真相が明るみになり、ジョナはロンドンに戻る。
メーガンが二重生活を続けていた真意は本人に尋ねる事は叶わない。
レイプの事実を話せないまま夫デヴィッドと険悪になり、
苦悩が深まったデヴィッドは酒とギャンブルに溺れ、汚職警官として失職。
それでも、メーガンは愛する娘ラウとは離れられない。
仕事先のロンドンで偶然再会した学生時代の恋人ジョナと付き合う事で、
現実逃避したのだろうと、ジョナは推測する。
全8話で、前半は分かり難いけど、後半できちんと解決していく。
まとめて見たので、展開を理解しながら面白く見れた。
登場人物が多く、関係性が複雑なので、1週毎に見ていたら
よく分からなかったかもしれない。
エピソードを整理して、2時間の映画版で製作しても良さそう。
証拠になるボイスメールや画像が次々手に入るのは、
少し都合良過ぎるようでもあるけど、現代のお約束かな。
ゾウが自殺しちゃうってのが意外な気がして、
背後で影響力を示していたレイチェルとか、ゾウ自身の人間性とかを
もう少し描ければ良かったのかもしれない。
領事館のサリーの立ち位置も少し分かり難かったし。
メーガン、レイチェル、サリーといった女性達が
実は事件に大きく関与していたという見方が出来れば、かなり興味深い。
英国の俳優はあまり分からなくて、
ジョナ役のジョン・シムは英国では人気らしいけど、
今作では主演としてのカリスマ性にはちょっと物足りなく感じた。
若い頃の写真はなかなかの美形。
Wikiで見ると、90年代にはバンドを組んで、
エコー&ザ・バニーメンとツアーしたり、
イアンのバックコーラスをやったりしたとある。
マルチな人なのね。
香港の風景が美しく、旅心が疼く。
香港を舞台にした英国のサスペンスドラマのミニシリーズ。
ロンドンの大学教授ジョナの妻メーガンは香港で不動産業に就いており、
ロンドンと香港で半々の生活をしている。
ジョナの元に、メーガンが香港で交通事故死したとの知らせが入る。
しかし、直前にメーガンからジョナに送られたボイスメッセージには、
事故直後に一発の銃声が聞こえていた。
ジョナは香港に向かうと、事情を聞きに行った警察で、
メーガンの夫だという男デヴィッドと、その娘ラウに出会う。
メーガンはロンドンと香港で二重生活をしていたのだった。
ジョナはメーガンの死の真相を確かめようとするが、
香港警察の内部には汚職警官がいて、メーガンの遺体は無断で火葬されてしまう。
折りしも香港では次期行政長官の選挙が始まろうとしていた。
最有力候補のゾウは元マフィアの大ボスで、現在は大物実業家。
ジョナがメーガンの携帯に残っていた事故時の画像を調べると、
メーガンの車に衝突した大型車の運転手カイ・ファンがゾウの息子だとわかる。
デヴィッドは当初ジョナの関与を拒否していたが、
新聞記者コーエンと共に、次第に協力態勢が進む。
ラウは弁護士から連絡を受け、メーガンからの莫大な遺産を受け取る。
ジョナが調べを進めると、そのお金の出所はゾウのダミー会社だった。
メーガンは20年前、ゾウにレイプされ、ラウを産んだ。
ゾウもデヴィッドもラウがゾウの娘だとは知らなかったが、
レイプ事件を利用して、行政長官当選が確実視されるゾウを操りたい
英国外務省の人間達がメーガンに接触。
ゾウに脅しをかけるようメーガンにやらせた。
メーガンはラウを連れてアメリカへ逃亡する準備をしていたが、
その前に殺されてしまった。
行き詰まったゾウは自殺する。
しかし、ゾウを背後で操っていたのは、部下のレイチェルだった。
レイチェルはコーエンの元妻で親権争いの渦中にあった。
ジョナがロンドンにいる妹に頼んでメーガンの持ち物を調べると、
USBメモリーが見つかり、
メーガンがゾウにレイプ事件もみ消しを持ちかける画像が残っていた。
全ての真相が明るみになり、ジョナはロンドンに戻る。
メーガンが二重生活を続けていた真意は本人に尋ねる事は叶わない。
レイプの事実を話せないまま夫デヴィッドと険悪になり、
苦悩が深まったデヴィッドは酒とギャンブルに溺れ、汚職警官として失職。
それでも、メーガンは愛する娘ラウとは離れられない。
仕事先のロンドンで偶然再会した学生時代の恋人ジョナと付き合う事で、
現実逃避したのだろうと、ジョナは推測する。
全8話で、前半は分かり難いけど、後半できちんと解決していく。
まとめて見たので、展開を理解しながら面白く見れた。
登場人物が多く、関係性が複雑なので、1週毎に見ていたら
よく分からなかったかもしれない。
エピソードを整理して、2時間の映画版で製作しても良さそう。
証拠になるボイスメールや画像が次々手に入るのは、
少し都合良過ぎるようでもあるけど、現代のお約束かな。
ゾウが自殺しちゃうってのが意外な気がして、
背後で影響力を示していたレイチェルとか、ゾウ自身の人間性とかを
もう少し描ければ良かったのかもしれない。
領事館のサリーの立ち位置も少し分かり難かったし。
メーガン、レイチェル、サリーといった女性達が
実は事件に大きく関与していたという見方が出来れば、かなり興味深い。
英国の俳優はあまり分からなくて、
ジョナ役のジョン・シムは英国では人気らしいけど、
今作では主演としてのカリスマ性にはちょっと物足りなく感じた。
若い頃の写真はなかなかの美形。
Wikiで見ると、90年代にはバンドを組んで、
エコー&ザ・バニーメンとツアーしたり、
イアンのバックコーラスをやったりしたとある。
マルチな人なのね。
香港の風景が美しく、旅心が疼く。
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