新聞って、朝夕ちゃんと読むと、合わせて１時間くらいかかる。
朝食の後と夕食の前にそれぞれ読むようにしてるんだけど、
仕事が煮詰まってくると、時間も無いし、活字を追うのもシンドイから、
締め切り終了まで暫く溜め込む。
嵩張るから折り込みチラシは抜いて片付けておく。

原稿が上がって、２、３日ぐったりしてから、徐々に手をつける。
短い期間なら良いんだけど、ハーレクインの時は作業日程が長かったし、
月刊での短期集中連載の時とかも、次の締め切りを考えると
資料とかに目を通すのが先決で、新聞は溜まる一方になってた。
２、３年前あたりは特に酷かった。

とりあえず、社会面とかの読みやすい記事にざっと目を通す。
生活面とかスポーツ面とかは、内容にもよるけど、まぁ斜め読みで構わない。
そうやってざっと読み切ったページを外して片付けて、嵩を減らす。

好きなのは国際面。
でも、内容によっては読んで理解するのがキツイ。
中国の記事とかね、漢字ばっかりだし。
政治家とか政党とか、支配地域の勢力図とか、
記事をぱっと見ただけでは飲み込めなくて、
読んでいても、ただ字面を追ってるだけで、理解出来ていなかったりする。

それでは仕様が無いんで、分かるように読もうとすると、時間がかかる。
溜めておいて、後からまとめて読む。
１日の国際面だと、各国の記事が少しずつバラバラに掲載されているから
国毎の状況が分かりにくかったりするけど、
まとめ読みする事で、事態の全体像が見え易くなるし、
重複している内容は飛ばして、時間短縮する事も出来る。

そんなこんなしながら、何とか読み切る。
で、読み切るか切らないかのうちに、次の仕事に取り掛かると、
また溜まって来てしまう。
新聞に追われる日々。
でも、これも公私に渡る勉強のうち。

TVドラマなんかでは、重役さんが会社の部屋で新聞広げてたりするけど、
ビジネスマンにとっては新聞読むのも仕事のうちだから、
就業時間内でも許されるのかな。