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マンガ家Mの日常
日付が変わっているので、既に昨日の新聞の記事。

新聞はなるべく読むようにしている。
独り者としては、大人としての最低限の知識は身につけてないと困るから。

以前は新聞の文字がもっと小さかったので、
細かい、面白い記事が色々あって、マンガのネタにも使えたのだが、
文字を大きくした事で、そういう記事が載るスペースは削られてしまった、残念。

新聞のおカタい記事、特に中国関連は漢字がやたら多くて身が詰まってるから
読みこなすのに一苦労。
あと、今どきのアラブの問題も、込み入っていて難しい。
ひとつの国の問題に、なんでこうも沢山の国やら反体制派団体が絡んで来るのだ?
その点、日本はシンプル。

テーマによっては社説も読むのだが、一時期嫌気が刺した事があった。
なんたらのエライ先生方が執筆されている訳だが、
話の9割方は現在の問題点を延々並べてあって、
それのどれもが少し前に当の新聞で読んだのと同じだったりする。
挙げ句に締めは「一刻も早い政府の対応が待たれる。」とか何とか。
結局、面倒は他人任せ。
そんなの誰だって言える。そんなんで原稿料稼ぐんじゃないよ。
こんな記事がホントに多い。

橋下大阪市長も以前言っていた事なんだけど、
学者先生方は言うばっかりで何にもしない。まさにその通り。
そんなにあれこれ偉そうに批判を並べるヒマがあるんだったら、
少しでも社会に有益な提案を出して実行してくれたら良いのに。
前述の記事を読む限りは、ダラダラ愚痴を並べるばっかりで、
ホント頼りにならない。
政府に対してのお目付役、批判役としての存在意義はあるのかもしれないけど、
口ばっかりじゃあね。

その昔、猪瀬直樹氏が注目され始めた頃、好きになれなかった。
...非常に申し訳ないんだけども、ただ、顔がイヤだった。
でも、何かの記事(内容はさすがに忘れた。)を読んだ時、
猪瀬氏の意見がスッと頭にとけ込んで来た。
納得のいく内容だったのだろう。
以来、猪瀬氏の話を理解と共感を持って受け入れられるようになった。
今の都政においては未解決の問題もあるだろうし、
石原さんが好きになれないので、
個人的に全てに賛同出来るものでもないかもしれないが、
猪瀬氏が学者から政治の参謀へ転身したのは意義のある行為だと感じる。

ところで、昨日の朝刊のオピニオン欄、団塊の世代について。
倉田真由美さんの軽めの記事にまず目を通した。
この方は似顔絵がヘタで、マンガ家としては微妙だが、
如才無いので、良い橋渡し役なのだろう。

で、軽めの記事で頭慣らしをしたところで、隣の記事に目を移す。
写真を見ると、汚いひげ面のオッサン。うわっ、キモっ。
ところが、記事の内容は建設的意見に溢れている。
勿論、それが全て成功するとは限らないのだろうけど、
少なくとも、前向きに何かを動かそうとしている。
オピニオンはこうあるべきだと感じた。

社会デザイン研究家の三浦展(あつし)氏。
キモっとか言ってゴメンナサイ。(でも、外見は確かにキモいんだもん。)
どういう方なのかまだ存じ上げない。
著書を読むのは大変そうなんで手を付けないだろうけど、
また新聞に登場してくれれば、記事はちゃんと読むよ。
頑張って。参考意見を期待してます。


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