「日本人は討論を嫌って、同調圧力が蔓延する。」
友人の言葉。

まさにその通りなんだけど、
同調圧力に反抗出来る人って、メチャ少ないだろうな。
皆、仲間はずれが怖いからね。

忖度とか、空気を読むとかも同義語。


忖度に苦しんだ官僚が自死した事件が、
新政権誕生を機に、再度話題に上がっている。

忖度して苦しんで、家族を残して自死するまでに追い込まれるくらいなら、
忖度せずに、今の仕事を諦めて、再就職目指す、
これからの人にはそういう風に考えて欲しい。


討論の行き詰まりが、時に過激な行為を生じさせる。

例えば、アメリカの民衆の分断。
例えば、フランスで起きた、イスラム系への侮辱と、それに対する報復。


民主主義は、多数決による決定で動く。

でも、それが正義ではない。
多数派が全てを掴む状況は、ヒトラーが望んだナチスの独裁と同じ。

多数決の勝者は、少数派への思いやりを示すのが大事。

敗者を作らない。
それが本当の民主主義。

本当の民主主義が機能していれば、
忖度や同調圧力に悩まず、討論が出来る。