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マンガ家Mの日常
北方領土返還について、11日、
維新の会に所属していた丸山穂高衆議院議員が、訪問団に参加中、
戦争を視野に入れた発言をした。

恐ろしいのひと言。

維新の会は、大阪都構想や改憲に積極的に関与している。
改憲の先に戦争があったのでは、国民として恐怖しか感じない。

丸山議員は維新の会から除名処分を言い渡された。
議員辞職勧告も受けたそうだけど、それには抵抗しているらしい。
恥を知れ。

ところで、この発言があった11日というのが引っ掛かる。

録画していた5日放送の「ビートたけしのTVタックル」を見ていたら、
北方領土ではないけれど、歴史学者の方が領土問題について触れて、
両国が全く譲り合わない場合、解決手段は戦争しかなくなると語った。

丸山議員は、以前から、国際紛争の武力による解決を支持していたらしいが、
11日は、この番組を見て触発されて語ったのではなかろうか。

当の歴史学者は後段で、
戦争や国交断絶は両国にとって不利益をもたらすから、
そういう選択肢を取るべきではないと、はっきり語っている。

丸山議員は、そこは聞かなかったのか、何も考えなかったのか。

東大を出て、松下政経塾に参加し、官僚になって、
容姿端麗、若くして衆議院議員に当選、35歳にして既に3選目。
目が眩むようなエリート街道の筈が、根本から道を踏み外している。

こういう人物に、人の痛みを知らせるには、どうしたら良いのだろうか。



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